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イチロー選手がひときわ輝くのは、いい結果を出しているだけでなく、その努力の背景に知性を感じるからではないでしょうか?えっ

日本には昔から「文武両道」という言葉があるように、勉強も、運動も一流をめざして積極的にどんどん取り組むことをよしとしていました。アメリカではプロ・スポーツの選手が証明するように、いまもそうです。映画「フェイスブック」に登場する人物を見ても分ります。

ところが、文武両道という言葉を大切にしていたはずの日本では、いつの間にか、変わってしまいました。日本スポーツ界には「選手は首から下だけ鍛えりゃいい」という考え方ができてしまった現状があります。その傾向は進学にも見受けられます。

「頭で考える前に体を動かせ!」と檄を飛ばすコーチの考え方に表れています。考えてみると「体育会系」というのは、何でしょうか?誰が言い出したのか知りませんが、言葉が独り歩きして意識がすり替わって浸透するチョー短絡的な発想が日本力を弱めていないかと思うのです。

日本には技術力があっても、iPhoneやフェイスブックが生まれてこないのは、実は生きる知恵、つまり応用力を生み出すライフスキルの力の差ではないかと思うのです。人生は思い通りにならないものであることは世界共通の問題ですが、それをどのように乗り越えて自分らしく生きていくか、その力の源泉になるのがライフスキルです。育む場所が少ないことが生きづらさを生み出しているのです。

アメリカではスポーツ選手を、積極的にボランティア活動に参加したり、教育の場に関与したりするなど、社会に貢献している人を後押しする制度を設けて励ましています。勉強も、運動も一流をめざして積極的にどんどん取り組むことをよしとしているのです。

この勉強とは、知性を含んでいることを忘れないでください。学力と知性は同じではありません。知性とは、物事を知り、考え、判断する能力。あるいは比較・抽象・概念化・判断・推理などの機能によって、感覚的所与を認識にまでつくりあげる精神的能力のことです。この能力がスポーツの力に寄与します。スポーツだけでなく肝心なところでミスしてしまうのは、瞬時の判断力なのです。判断力は人間力です。
体験、知識、日頃の観察、分析力、その人のすべてが問われる瞬間です。ドキドキ


成功しているモデルさんは、なにが違うのでしょうか?きれいだけど、なにかが足りない人ってたくさんいます。でも、普段何かが足りないと思わない。魅力たっぷりなのに、写真になったり、重要な場面で出てこない人がいます。

肝心の美しさが輝かないのが不思議です。反対の人もいます。それは引き出す人にも責任があるし、引き出す人がいくら頑張っても出せない人もいます。それはみんな知性、ライフスキルの不足が原因だと思います。えっ

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