今年度はとにかく水田用の新規除草剤がたくさんあります。
ここまで新規剤が出るのも珍しいです
先日『住友化学』さんの担当さんが我が家にプレゼンをしていたできました。
住友化学といえば・・・
初期除草剤の『スピンフロアブル』などがあります。
あっそうだ!
有名どころでは・・・
バサグランや無人ヘリ防除に使うブラシンダントツフロアブルもあります!
今回の除草剤は・・・
初中期一発処理剤の
『ゼータワン』 成分は1成分
『メガゼータ』 成分は2成分
減農薬栽培などに最適ですね。
一応SU剤ということにはなるのですが、
形態は全く新しいものです。
通常ですとSU剤+ヒエ剤というのが組合せのSTANDARDなのですが
プロピリスルフロンは・・・
なっ
なっ
なんと!
1成分でヒエと広葉、
両方に効果があるのです。
ヒエで2.5葉期までの適応ですが、
おそらく適応葉期は広くなると思います。
ちなみに『メガゼータ』は
プロピリスルフロンと
ピラクロニルが入っています。
このプロピリスルフロンはクログワイなどにも効果が高い!
活性が遅いということが難点?
ということは・・・
散布して時間がかかりながら枯れる様子です。
農家さんの判断では
『全然効いていない!』なんて声もあるかもしれませんね!
私個人的にはちょっと気になりますね。
感じ的にはイマゾスルフロンの改良版?
でしたら非常に信頼できる剤になりそうです。
我が家でもこの2剤は今年度試験的に販売しますので
シーズンを通して検証していきたいと思います。