いつも、コメントをくださっているクリボーさんから
ヒントを得て、ちょこっと記事を書いてみますひらめき電球
クリボーさん☆ありがとうございまーす('-^*)/


私たちが、日ごろ楽器の練習をしていて
1日休むと・・・3日さぼると・・・後退する恐怖感叫びってありますよね

でも、記憶のメカニズムが徐々に解明されて
面白いことが分かってきました☆

スポーツや楽器演奏などの運動の記憶は、後頭部の小脳が担当していて
大きく分けると「短期記憶」と「長期記憶」の2つに分けられますね

「短期記憶」は、文字通り数秒から数時間で消えてしまう記憶です
「長期記憶」は、数日からものによっては一生忘れないという優れもの!?

記憶のメカニズムは
短期記憶は、小脳皮質のプルキンエ細胞に一時ストック
長期記憶は、前庭核や小脳核につくられます

場所が、移動するのですね
そこで面白いのが、プルキンエ細胞は結果が上手くいかなかった情報を
ストップさせ、上手くいくように調整し前庭核に移動させるようです

要するに、短期記憶でふるいにかけ上手くいった結果を
長期記憶に保管するシステムですね (よくできてるな~)目

この2つの記憶は、どういう関係になっているのか?

1週間、練習を続けてその後練習をやめても運動効率は
練習前のレベル以上に2週間ほど維持されるのだそうです
(長期記憶に移動した=身体で覚えた状態ですね)
尚、マウスの実験では5日間練習した記憶はその後
19日目まで残っていた、と言う結果が出ています

例えば、ハ長調の音階を15分練習したとします
まずは、短期記憶されますね(でも次の日は忘れてしまいます)
この音階練習を毎日すると?運動効率が日を追うごとに上がって行き
6日目を過ぎても約2週間は徐々に下降しながらも保持されます



では、5日練習したら2週間休んでも良い?
いえいえ、長期記憶は大雑把な情報しか保管してくれないという
落とし穴ドクロがあります
全く、忘れてしまうことはないけれど正確には覚えていません(とほほ)


そして、このような実験結果も出てます
「動物に運動を記憶させる実験で、例えば練習を1時間行う場合、連続して練習するのではなく、15分ずつ4回に分け、その間に30分くらいの休憩を置くと、効率がよく長期記憶への移動が進みます」
(なんと!休ませない方より2倍もUP!!)
詳細は、まだ分かっていないようですが、この休憩の時に長期記憶への
情報処理が促進されるようです
 

そうなんです、やはり休憩を挟むと練習の成果がアップするのですねアップ
この、休憩・・・寝るのが一番良いらしいです!
(寝ている時は、余計な情報が入らないから
処理がしやすいのでしょうか?)
でも、30分で起きられるかが問題ですねあせる


演奏が上達するための秘けつは、
休憩(睡眠)を挟んだ練習を、毎日繰り返すことのようです☆

長期記憶で身体が覚えているのは、大雑把(大枠)な部分だけなので
曲の精緻なテクニックなどは、毎日上書きする必要があるんですね音譜

やはり、コツコツ地道にやるのがいいということに・・・
なるんですね、これが (結構、ありきたり?)


5日間練習して、2週間寝ていたい
音姫よりヽ(゚◇゚ )ノ



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