まだ目標が定まらない人はどうしたらいいのでしょう。無理に目標を定める必要はありません。見つからない間も「健康」「知性」「仕事」「家庭」「趣味」「友人」を大事にしましょう。つまり自分を大事にするという意味に他なりません。
夢を実現するには、夢だけを追いかけたらいいというわけにはいきません。自分は仕事の夢を実現するために約２年間、会社の床に置いた寝袋で寝ていました。理由があったのですが、無理かたたって入院しました。夢の実現と引換に支払った大きな代償でした。
だから健康の大切さは身体で知っています。よくセミナーなんかで、自分は寝ないでも平気だ。不眠不休で働く意欲がないとダメだという講師がいますが、それが効率的とは思えません。
「健康」「知性」「仕事」「家庭」「趣味」「友人」はとても大切で、夢の実現には不可欠なものばかりで、そのどれもが因果関係で結ばれていることも見失ってはいけません。
特に健康はそのすべての要です。「財産」が経済的に支えるものなら、「知性」は精神面で支えるもので、「健康」は身体と精神の両面で私たちの生活を支えているだけでなく、「知性」「仕事」「家庭」「趣味」「友人」を支えています。私たちの夢は元気であってこそ出来ることがほとんどなのです。
だから、自分は週に４日ジムで運動しています。それだって実現はギリギリですが、どんなに時間がなくても30分でも頑張るようにして継続を断ち切らないようにしています。運動は心を休めると共に心身を鍛え、仕事に向かう原動力を充足させるかものとなっています。
継続する力は「見えない目標」を、見つける力につながっています。見えない目標とは、いま気がつかない目標です。人は変化するものです。いいようにも悪いようにも変化します。「健康」「知性」「仕事」「家庭」「趣味」「友人」に対する考え方も含めて、物の見方、考え方は変わる続けます。
たとえばこどもの頃に見た映画を高校生になってみるのと、さらに社会人になってみるのでは、全く違った感じ方をするものです。ここからはっきりと言えることは、
自分がどう転がるか分らないということです。お分かりですね。変化を支えているのも、いまは見えない目標を見つける知性も、健康のおかげなのです。
健康は、自分が本当にやりりたいことを見つけるアンテナの役目をしているのです。
