私のインプラント治療は、上顎(脳に近い分リスクが高い)だった上、歯槽骨の溶解(専門用語では吸収)が進み過ぎていたので、複数のインプラント専門医に断られたのですが、幸いその手術を高度な技術でこなせる今の主治医に出会って救われましたグス・・・

chihointokyoの毒皿ブログ-PCP丸の内デンタルクリニック 外観


コーンコーンと頭突きを食らわすような方法じゃなくて、クリクリとネジを巻くような方法で、口開けたまま途中居眠りできるほど楽でしたかお。2007年当時、その手術ができる医師はまだ日本に3名だったと後で知りました。

この時以来お世話になっているのが、PCP丸の内デンタルクリニック
の長谷川院長なんですが、先生は噛合調整も専門とされてるのでとても安心です音符(地価が高そうな場所だと治療費は高いと思い込んでる人が多いですが、保険治療を選ぶ場合は一律です。)

chihointokyoの毒皿ブログ-PCP丸の内デンタルクリニック お気に入りブース

ここ、新幹線の乗客の顔まで見える、好きなブースです音符♪今はクリーニングで通っているので、壁際のブースが多いですが、全体的に解放感があって居心地いいです。

ちなみに、良心的な医師であれば、自分が出来なくても他にできる医師がいるかもしれない事はちゃんと教えてくれますグッド!

「歯科インプラント医ジプシー」で放浪してる時に行った秋葉原の歯科医では、「自分の技術では難しくてできない状態だけど、自分が患者なら最低7人くらいの医師は当たってみる」と時間をかなり割いて説明して下さり、診療費は無料でした。いまの50歳前後以下の世代に意識の高い歯医者さんが増えてる気がします。

国際ビル歯科
の相良院長も良心のかたまりのような先生で、日本で最初にブローネマルクのインプラントを手掛けられた歯科医師のひとり。こちらでも私の奥歯の場合はリスクが高すぎてダメだったんですが、他のクリニックの相談にも乗って下さいました。

今思うと、PCP丸の内の長谷川先生や国際ビル歯科の相良先生が必ずというほど治療後に使われる、赤や青の色紙(21日のあさイチでも出てました)、他の医院ではあまり見かけませんでした。噛合調整の重要さを認識している医師なら当然チェックするはずなんですよね。

おふたりは歯周病予防・治療も含めオールラウンドで信頼できます。専門分野以外なら別の医師を紹介して下さいます。歯科医なら全員こうあるべきだと思わせられます。

高校時代以来出会った10名くらいの医師は、(こちらから尋ねていたのに)歯周病のことも何も教えてくれず、その場限りのやっつけ治療をしてくれてたことになります。が、クリーニングとチェックを優先せず、削ったり被せたりを繰り返すのは日本では今でも平均的な方法です。

抜歯のとき失った歯槽骨の範囲から見て10~20年かけて進行した状態だと言われましたううっ...

奥歯を失くす2年くらい前には「年齢としては普通よりいいほうです」とさえ言われたんですよww(赤坂の某歯科)。同じ箇所がウズウズして当時の職場のそばの歯科医に行ったとき。(そこでは、「もし一番奥の歯をなんとかしたい場合には方法が2つある」という説明を受け、両方とも健康な歯を削ってブリッジ型クラウンにするという長期的に最悪な方法でした。

抜歯直前のX線でもどこまで歯槽骨が融けているのか確実には判らなかったのですが、異常であることは数年前からわかっていました。

98年に、当時の近所の年配のベテラン歯科医に診てもらい、「手術しても上手くいく確率は低いから急性を慢性に戻しておいた」という説明を受けました。念のため、と鎮痛剤の処方箋だけ貰って帰りました。

親子二代で運営している医院で、大学でも教えている雰囲気の人でしたが、今思えば恐ろしく時代遅れな医師でした。明らかな歯周病だったのに、その説明は一切なく、その治療ができる医師が既に東京にも何人もいたはずなのに知らされませんでした。質問すると機嫌が悪くなる人でした。

(後知恵とはいえ、振り返ってこんな例をあげだすと、100記事ぐらいになってしまうかもww。別の歯科では、今でも頑張ってる正常な歯まで抜かれる寸前だったのですw怒り。手術日直前に必死でWeb検索して乗換えたんですが。その後も色々ありました。)

正しい知識と技術を持った今の主治医にあと7年でも早く出会っていれば、もっと軽症で済んだ可能性がありますえ~!!。先端の技術についていっている良心のある医師であれば、できるだけ患者自身の歯や骨を残そうとしますが、残すべきでないものは当然処理します。

高度技術を要する手法で部分的な組合せができるのです。一生涯で一番いいと思える選択肢を考えてくれるし、きちんと納得ができる説明をしてくれますかお

いい歯科医は増えてきてはいますが、今の保健制度では、真面目に歯周病治療や予防を行おうとするほど経営が大変になり、簡単に抜いたり削ったりするほうが儲かる仕組みとなっています。

一度は厚労省も協力的になってたのですが、色んな既存の政治勢力があってそれも1~2年で後退叫び。これもきりがなくなるのでまた後日~。


音波歯ブラシは→ プリニア
(歯周病に真剣に向き合う歯科医師たちが、技術者らとコラボで作った歯ブラシ。消耗品も比較的安いです。)

歯周病予防にも、体脂肪減らすにもカテキン 粉末緑茶