※(米印)は訳すのか?
こんばんは。
丸山@実務翻訳者養成所です。
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コンマ の話やら引用符 の話やらスペース の話やら、文章を書くときのルールについてこのところ話してきました。
これらのことをパンクチュエーション(約物) と言うわけですが、言語によってルールは異なります。
よく、発音される部分だけを約す翻訳者がいます。
翻訳は、その言語しか読めない人がきちんと理解できるようにして文章を書く仕事です。
ということは当然、約物も訳さなければならないということはお分かりでしょう。
カギ括弧(「 」)や読点(。)句点(、)はきちんと訳す人は多いのです。
でも、※(米印)を訳さない人も多いです。
これを見て、だいたいは通じるかもしれませんが、約物というルールの解釈を読者に任せるのはいささか乱暴でしょう。
特にクライアントからの指定がなければ、※もきちんと訳してあげましょう。
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