「明らかに経験不足なのに自分の考えに固執しすぎるのは遠回り」

と少し前にTwitterに書いたらたくさんの反響をもらいました。

当社の中でも、功を焦る若い人ほど
自分で考えたことに固執する
ので
勿体ないなぁと感じることがあります。
上記のとおり、それはむしろ逆だからです。

学ぶの語源は「まねぶ」であって、先人が
長い年月をかけて試行錯誤と創意工夫
してきたやり方を自分でやってみて同じ道を
辿ってるような暇はビジネスにはありません。

また、全く新しい人の発想が業界に
イノベーションを起こせると考える人はいますが、
現実はそんなに甘くはありません。


.まねをしながら常に自分で考える勉強する。
2.何故そのやり方になったのか、そうでない方法が何故ダメなのかを理解する

3.理解できたら自分なりの変化をつけていく

4.理解した上でオリジナリティを追求する

この順序が一番早いと私は考えます。
1~4はそんなに長い時間が掛かる訳ではありません。
そして1~4は全て結果的には自分で考えています。

しかし実際には、真似をするだけで終わっている人や、
突然オリジナリティを意識し始める人が多いと思います。


では経験不足な若い人が成長するのに、一番の近道は何でしょうか?

前に当社の新卒社長が
「教えてもらる環境」より「仕事を自分の判断で動かしていける環境」のほうが成長するのに。

とつぶやいていました。

英語を教えてもらうより現地で暮らしたほうが
できるようになるのと同様、仕事も全くその通り
だと思います。
もっといえば現地で英語を習えばすぐ実践

できるのと同様、仕事を任されているときに
先輩に教えてもらえるのが最も効果的です。

教えてもらえる環境<任される環境
にいることがまず大事。そして、
任された環境にいながら、1~4を高速で実施する。
それが若いひとが成長する一番近道ではないかと思います。


話をまとめると、成長の近道は、

任された環境で自分で判断できる仕事をしつつ、信頼できる先輩にアドバイスをもらえる。

先人の叡智を真似させてもらいないがら、常に自分で考え、勉強し、
理解できたら変化をつけていき、

理解した上でオリジナリティを追求していく。


少なくとも自分は20代社会に出てからずっとそのように成長してきた実感があります。