イタリアのシャツの代表格「LUIGI BORRELLI (ルイジボレリ)」のシャツを紹介します。

ひとりごと-LUIGI BORRELLI ひとりごと-LUIGI BORRELLI

これは、見ての通り、箱付きの未着用品。

サイズは、38cm / 15inch。
色柄は、ピンク系ストライプ。
桜の時季にピッタリですね。

ひとりごと-LUIGI BORRELLI

ルイジ・ボレリは、ナポリ職人のハンドメイドによる仕立て、肉厚の貝ボタン、両脇ガゼットなど、至る所にコダワリを感じるシャツメーカーです。

また、エリ、見返し、肩、ガゼットなどは、職人の手で「まつり縫い」で仕上げられてるほど、手間のかかっているシャツなのです。


箱も雰囲気あります。
ひとりごと-LUIGI BORRELLI
手書きがイイですね~

内側にもボレリのコダワリが見られます。
ひとりごと-LUIGI BORRELLI


ボレリと言えば、この肉厚の貝ボタン
ひとりごと-LUIGI BORRELLI
今でこそ、いろんなシャツに取り入れられてますが、ボレリでは昔ながらのスタンダード。
あたりまえのことなのです。


そして、ボタン周りの見返し部分(「ハ」の字の外側)、よく見ていただけるとわかるのですが、職人のハンドステッチ(手縫い)で仕上げられてます。
ひとりごと-LUIGI BORRELLI

このステッチで「めくれ」が防げます。

なんてことはないかもしれませんが、ここまでやってるシャツは少ないですね。
仮に、この部分をミシンで縫ったとしたら模様のように見えて目立ちますし、せっかくの高級素材の風合いを殺してしまいます。
逆に、景色(デザイン)として、目立つようにミシン目を入れるのなら納得ですが、ドレスシャツでは「いけません」の世界です。

ボクも少しシャツ作りに携わっていたのでよく分かります。


そして、ボレリ独特のガゼットも同様にハンドステッチで縫い付けられてます。
ひとりごと-LUIGI BORRELLI

さらに、エリまでもハンドステッチです。
ひとりごと-LUIGI BORRELLI

その他、肩と袖の縫い合わせもハンドステッチ・・・

デザインではなく、裏方のコダワリ。
すごいつくりです。

ひとりごと-LUIGI BORRELLI


一般的に、大きな工場で作られるモノより小さなファクトリーで作られるモノが良いとされてます。
専門職人の「手しごと」で作られるモノは贅沢品と言えるでしょう。

シャツの場合は、大きな工場で大量にガーーとやるより、熟練の職人の手によって縫製された方がありがたいです。
今回のボレリのように、ミシンではなくハンドステッチ(手縫い)の工程のあるモノは、更にありがたいのです。


こうして作られたアイテムは、大量生産とは差があってあたりまえの事。
もちろん価格にも差が出てあたりまえ。

ファストファッションにも良いところはありますが、やっぱり「いいモノには訳がある」のです。




良いモノが欲しいな・・・と思ったらアンテナを立てて下さい。
アンテナが立ってなければ、仮に良いモノと出会っていたとしても見逃してしまいます。

これは、チャンネルを変えながらテレビ番組を探すのと一緒です。
興味がなければ次・・・ってね。


 (^O^)/~~ see you ! ぺこ
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