まだ何もわからない子供の頃、死んだ祖父の従軍の話や、両親が空爆や艦砲射撃で逃げ惑った話を聞くにつれ、「戦争」なんてなぜするんだろう？って思った。


TVのニュースでやってた「ベトナム戦争」…物心つく前から闘ってて、終わらない戦争があるって思ってた。　でも終わった。　15年間も戦争してたけど…


学校教育もそうだったからだけど、とにかく何があろうと戦争だけはしちゃいけないと教わった。「平和教育」まさにその申し子のような世代のオレたち。


でもアルゼンチンとイングランドがフォークランド紛争で戦ったり、イランとイラクが戦争したり、イスラエルとパレスチナは今でも紛争中。


民族対立や宗教対立が切れ間なく続いてるし、あげくはアメリカでの911同時多発テロ。…その前に日本でもオウム真理教のサリン事件があったけど…


なんかアメリカも含め周囲の国の影響もあって、日本って全体的には右傾化してる？


だからこそひたすら思います。


軍隊なんて、百害あって一利無し。


なにがなんでも戦争反対だし、徴兵制度なんて愚の骨頂。


先日の朝生でもやってたけど、家族を守ることの広がったのが国を守るってことだみたいな収斂の仕方だったけど、家族を守るのと国を守るのとは違います。


それじゃ66年前までの価値観とまるで一緒。あの時に改心して悔い改めたんじゃないの？


「戦争に負けただけであって奴隷になったわけじゃない！」


かの尊敬する白洲次郎の言葉ではありますが…


でも負けたんだ。


戦争に負けたんだ。


しかも地域紛争なんて可愛いのじゃない。


世界を巻き込む「第二次世界大戦」の主役として負けたんだ。






兵役なんて強制するべきもんじゃないし、そんなところで何を学べって言うのか？