『不謹慎』だとされた人たち。 | busakoのブログ

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先ほどの「『不謹慎』極まりない人達」と関連することですが、逆に別に『不謹慎』ではないのに、一部の心無い人達に『不謹慎』とされた人達もいます。


去る3/11に発生した『東北・関東大震災(東北地方太平洋沖地震)』の影響で、多くの「公営競技」が中止、又は開催自粛が行われています。


被災地に有る場所では確かに「施設の損壊」がかなりの規模ですので、ある程度開催できないことは明らかで、なるべく早い復旧が望まれますが、それ以外の地域でも、関東地区は東京電力による『計画停電』という謀略によって、『開催自粛』に追い込まれたところがかなりあります。


これに関して、競馬関係者の悲痛な声です。(ツイッターから拾ってみました。ほぼ原文のまま。)


競馬開催が出来なくなっています。「こんな時に競馬?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、仕事として生活の糧としている関係者は大変です。もちろん馬主さんもです。それでも希望を持っていきましょう!! 」(大井競馬の某調教師)


大井開催中止。私達に出来ること、私達にしかできないこと。私の場合それが競馬であってそれが不謹慎だとは思えない。...私は自分の仕事に誇りを持っているし、これが生きる道なのだと思ってるから。でも今はいけないことなのかな...。 災害があったときは競馬を開催して売上金をまわす、という競馬法があるのに開催すらさせてもらえないなんて......。競馬はそんなに罪ですか?悪ですか?? 開催がなければ馬を手放す馬主も出てきます。だって余裕ない馬主が多数だもの。手放された馬に余生があるならまだしも、そんな馬はほんの一握り。開催がないということは守れる命を守れないということでもあると思う。 」(大井競馬の某調教助手)


「先週に引き続き南関東大井競馬が中止です。退屈。無職が続きます。退屈です。 」(某競馬雑誌のカメラマン)


これらに共通して言えるのは、「競馬開催こそ、経済活性化なのに、これ以上中止が長引けばかえって敬愛が停滞し、阪神・淡路大震災の二の舞になってしまう!」といった危機感の表れなのです。



また、ファンの間にもこう言った声が上がっています。(一部、「こんな時に「競馬開催」することの意味とは? 」と重なります)


岩手の母に「今競馬開催するのは不謹慎なのかな?」と尋ねたら「働ける人たちが働かなきゃ、復興なんかしないわよ!」と一喝。やはり私の母、同じ考えだ。だから、頑張るんだ!やるぞ、開催!!


「競馬の開催に苦情を言う方には、火曜日(3/15)の帯広・笠松・園田競馬場でどのようなことが行われていたのか是非見て頂きたいですね。開催する当事者やファンが、何も思わずに競馬場に来ているわけではないと言うことを。」


復興支援出来るところは他のスポーツにはない公営競技ならでは。被災地の競馬場へも支援して欲しい


このほかにも、各種イベントでも「開催延期」や「中止・自粛」に追い込まれたものも多々あります。ただ、イベントの中には競馬などの公営競技同様、むしろ「被災者支援」になるものや、全く関係のないイベントまで中止に追い込まれているものもあります。


これらの人達の言うとおり、果たして、「公営競技」を行うことは『不謹慎』なのでしょうか?私ははっきり言ってこれらは『不謹慎』ではない!と断言します。


むしろ、「被災者の支援のため」と称して、『金儲け』をしようとした某プロ野球組織の考え方のほうがよほど『不謹慎』なのではないでしょうか?


皆さんならばどう考えますか?