毎年必ず欠かさず観に行っている、文化庁メディア芸術祭ですが…

先日行った際に来場者の方の発言で不思議に思った事。
文化庁メディア芸術祭の作品は国内外から、
いろんな国籍の方の作品を受付ているのにも関わらず、
ご存じないのか全ての作品を日本人だけの作品と思っている方が
いらっしゃいました。

昨日は最終日。
月1度の漢方を調剤していただくので、そこに行く前に
ちょこっとまた行ってきました。

来場者の方がある作品を見て、「これ凄く変な作品だよ。
日本人なのになんでこんな作品になるの?」
って彼氏さんらしき人に聞いていました。

芸術っていうのは、共感できる物もあれば共感できない物もあります。

でも、なぜ日本人と決め付けるのですか?

その作品は外国人の作品でしたあせる

映像には、台詞もなく、見ている私たちの想像に委ねられている感じでした。

とても面白く、視点が変わっていました。
作品を見た時点で、外国人の作品だね~って彼と話していました。

その映像が流れている間大学生ぐらいの女性が、
なぜ日本人っぽく描いていないのかを
しきりに聞いていました。

固定概念、思い込みをもっと捨てていろんな
作品を見てほしいと思います。

海外の作品は、ユーモアがあって面白いです。

他の作品に対しても他の来場者が、日本らしくない作品だと…
おっしゃっていましたが、固定概念に囚われていない方が、
私は好きですね。

日本人だから日本っぽい作風、作品って何ですか?

文化庁メディア芸術祭…昨日で終了しましたが、
今年も数多くの個性的な作品が多数あり刺激を受けました。

私がメディア祭を知るきっかけになったのは、
富岡聡さんの作品からでした。

今では、海外でも大活躍されている方ですが、
いつ見ても面白くて好きな作品です。

思い込み、固定概念をもっと捨てて視野を広げてほしいですね。