久しぶりの「朝まで生テレビ」 | 加納有輝彦

久しぶりの「朝まで生テレビ」

 あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
毎回、書きたい放題の愚痴みたいなブログですが、ときどき、「ブログ読んでいます」と思わぬ方からお声をかけられ、恐縮いたします。昨年は、複数の高校生が熱心に読んでくれているとの報を受け、ありがたく思いました。若い諸君と憂国の情を共有できるということは、こちらが勇気づけられます。

 本日、元旦に届いた年賀状にも、もう何年もお会いしていない学生時代の先輩から「ブログ読んでます」と一筆添え書きがあり、びっくりした次第です。
 あまり裃を着ても意味がありませんので、今年も「怒りの愚痴」みたいな内容になると思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。一般に年をとると愚痴っぽくなるとも云われてますので、一体私の怒りが加齢によるものなのか、憂国の純情なのか、わかりませんが、もし前者であるとすれば、これはよろしくない。気をつけてまいります(;一_一)。

さて、
久しぶりに、朝まで生テレビ元旦スペシャルを全部ではないですが、90分くらい見ました。

 「激論! 萎縮(いしゅく)する日本! 行き詰まりからの脱却!」

いろいろ多岐にわたる議論でしたのが、萎縮する日本、行き詰まりからの脱却という大枠のテーマの処方箋として、一番印象に残った論点は、上杉隆氏(ジャーナリスト)が提起されたものです。

上杉氏は、日本独特の「記者クラブ」を取材してきた方でもありますが、日本の閉塞状況の元凶の一つに「長年にわたり記者クラブという閉鎖的、特権に守られ、新規参入ゼロ、倒産ゼロという異常な業種・大手マスコミ自体の閉鎖性が日本の閉鎖性の元凶の一つだ。」と告発されました。
 日本の異常性の一つに、正規社員と非正規の格差があまりにもありすぎると言われています。これもマスコミなどその代表例の一つです。テレビ局の正規社員などは高給を食んでおりますが、下請けADなどは低賃金で過酷な労働環境にあると言われています。
 放送業界はまた、法律にしっかり保護され新規参入不可能業種です。電波の割り当てが受けられない。それでいて公正な報道をしているかと言えば、きわめて偏向しています。

 新規参入ゼロ、独占を謳歌してきたマスゴミといわれもいるマスコミですが、大変革の嵐が吹き荒れる前夜でもあります。(毎日新聞などは、相当やばい経営状態らしい。朝日もですが)

 私も上杉氏の指摘に大いに共感いたしました。新規参入ゼロの超過保護業界の大手マスコミ、そして高給を食んでいる正規社員が、ワーキングプアとかヨタ記事を垂れ流し、さらに景気を悪くしている。ちゃんちゃらおかしな話です。
 大手マスコミの独占状態を、自由化させることで、日本の閉塞感はかなり改善されること間違いなしです。チャンネルを増やすこと。これにより大手マスコミ社員の収入が減るが、やむを得ない。偏向報道により日本をミスリードし続けているのだからそれ相応の反作用は当然うけるべきです。最大のミスリードは、政権交代!政権交代!一点張りで、大切な国防問題等を無視し、民主党に風を意図的に吹かし、民主党政権を樹立したことです。そして、それが事前にわからなかったのならまだしも、事前に十分わかっていたことです。幸福実現党も「民主党政権になったら国難が来る」と声を大にして訴えておりました。保守論壇も同じです。事前にわかっていて、その通りになっただけの事ですがら、マスコミの責任は重大です。

 それと、もうひとつ、勝間和代氏(経済評論家)の指摘。
「リスクを冒して、成功した人を引きづり降ろさないこと。日本では、ちょっと成功すると特捜検察が引きづり降ろしてしまう。」
 リクルートの江副氏、マクロ的には、ライブドアのホリエモンもその範疇に入るでしょう。
逮捕から、起訴まで絶大な権力を誇る特捜検察は、自分たちがストーリーを作って、成功者を引きづり降ろします。

 ホリエモン逮捕後、ベンチャー企業の起業件数がガクンと減ってしまいました。特捜検察は、ベンチャー企業の若者がお金持ちになることを嫉妬し、許さなかったのです。これも世の中の閉塞感を作った大きな要因の一つでしょう。

 大手マスコミ、東京地検等特捜、これらの巨大な権力が、日本の閉塞状況を作っている元凶であることは間違いないと思います。

 しかし、大手新聞社の赤字経営、特捜検察のデータねつ造事件、世の中大きくうねっています。どうなるか解りません。2001年、2012年大変革が予想されます。

 新年早々、また怒りの告発で恐縮ですが、2011年、朝鮮半島等、ますます混迷を深めていくことでしょう。1月中にも半島で何かが起こるかもしれません。
 その時、うつろな、泳いだ目をして、うろたえウロウロする菅総理をまた見るのかと思うと、ゾッといたしますが、もう限界も近いと思います。

 引き続き、ふんばってまります。よろしくご支援のほどお願い申し上げます。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(幸福実現党)へ
にほんブログ村