わがままについて | kingstone page(旧)

わがままについて

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

>家庭科の授業で自閉症の生徒に、課題学習を取り入れたり、
>ご褒美の散歩や、気分転換のお茶をのませて、特別扱いは不公平とか、
>自閉症の子どものわがままを強化するもの
>と、ふくろだたきに遭って、落ちこんでいる○○より。

爆笑
 あは、笑ってごめんなさい。

 結局どこでも一緒と言うか、実践が広がって来るとそういう意見は必ず出て来ますね。
 で、そもそも(たぶんだけど)○○さんもそのお子さんたちに自分の意思を表明して欲しい、意思にあった環境を整えよう、とかされてると思うんですが、ある意味で「わがままに自分の意見を出していいよ」ってことですもんね。

「特別扱いは不公平」→「一人一人に合わせた指導です」

 あと卒業後にどんな人になって欲しいのか、そこんとこが大きいかな。
 そこんとこが見えない人は多いと思う。
 私だってどれだけわかってるか疑問ですけど。

「今、わからないがまんをしてその場に居続ける」ことがどういう結果を生み出すのか・・・私は昨年度、今年度とものすごく勉強させて頂いたと思っています。(詳しくは書けないけど・・・)

 その時わがままと見えたことが、実は卒業後の安定した暮らしのために大切だということ。そして学校の集団行動というのはそれこそ「社会」の中から見たらとっても特殊なのだ、ということ、そのあたりがおなかの底からわかっていないとなあ。

 もちろん、わかった上でつきあってくれるのはグーなわけで、実のところわがままがちゃんと通るとわかってくれば、結構つきあってくれるっていうのが実感ですが。