写真家・小澤太一の『logbook』

写真家・小澤太一の『logbook』

小澤太一のなんでもない毎日の記録集

【写真集告知】


『赤道白書』4840円<税込価格>


『SAHARA』3960円<税込価格>


『ナウル日和』3520円<税込価格> 

すべての写真集は【小澤太一のHP】で販売しています。サイン付きが必要な場合もおっしゃってください。
コザワとお会いできる人は、直接購入することもできます。少しですがサービスもいたしますので、気軽にお声をかけてくださいませ。

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今年もやってきました、この季節……人間ドックで胃カメラ地獄。

ちゃんとした生き方をしていない人ほど、体の中くらいはしっかり見てもらった方がいい……というようなアドバイスを人生の先輩からいただいたのをきっかけにやり続けている人間ドック。また元気な1年を無事に過ごせますように。そしてみなさんも定期的な健康チェック、お忘れなく。

まもなく開催されるグループ展『リズムズ』。今回の展示プリントは、各自が家でプリントをしました。その展示プリントの最終チェックをしたのですが……まさかの展開!?結構な割合でNG続出です。

 

研究室に持ってくるための普段のプリントと、展示するための作品プリントでは、当然検品レベルも違います。ちょっとでも雑に扱ってしまうと、プリントには傷がついてしまうのです。繊細な面質のプリント用紙を選んだならなおさら!よ〜〜〜〜〜〜く見るとわかってしまうようなこまかい擦れキズでも、もし見つけてしまったらプリントはやり直しです。

色評価用の蛍光灯で色味もしっかりチェック。最後の最後まで手を抜かない……緊張感が漂う補講なのでした。

 

写真展まで、残り9日!(間に合うか??)

【展覧会情報】
▼タイトル:コザワ寫眞研究室「リズムズ」
▼出展作家:天野雅子/大橋一彦/奥田圭子/里見文乃/徳永雅子/ほさかまき/渡辺惠
▼日程: 4月23日(火)〜28日(日)
▼時間:10-19時、最終日は17時まで
▼入場料:無料
▼主催:コザワ寫眞研究室(Nine Gallery )
⭐︎イベント
4月25日(木)19時〜21時:夜のオープンキャンパス
ゲスト:小澤室長・三村校長

(予約席は満員御礼。当日立ち見でのご参加も受け付けますので、ぜひ遊びにお越しください!)

 

写真展のイベントページは下記になります。毎日、いろいろな情報が出ていますのでよかったら見てみてください。

 

モロッ子の人生ではじめてのスタバ。

【最近見た写真展】

20:『列車で行こう!The Railway World』櫻井 寛<キヤノンギャラリーS>

21:『神気 -SHINKI- 新・富士山景』橋向 真<キヤノンオープンギャラリー>

22:『Why always EOS R SYSTEM ?』<キヤノンオープンギャラリー>

23:『猫のよう』コムロミホ<ルーニィ247ファインアーツ>

24:『A MOMENT 2008-2023』舞山秀一<MONOGRAPHY>

25:『movin' on - MANDA-LA2のなぎら健壱』増田雄彦<KKAG>

26:『静寂に佇む』町田良太<Gallery TK2>

27:『深瀬昌久展』<SAI>

28:『“HiKARi”展』LiSA<ソニーイメージングギャラリー>

29:『DIVE FORWARD』西村至<富士フォトギャラリー銀座>

30:『THE SEA IS WATCHING YOU- RETURNS -』 右近倫太郎<富士フォトギャラリー銀座>

31:『白鳥の歌を聴きたくて』金城真喜子<アイデムフォトギャラリーシリウス>

32:『遠い呼吸Ⅱ』若山 美音子<キヤノンギャラリー銀座>

数字は4月から見た写真展の数です。

 

4月23日(火)からのグループ展『リズムズ』<@Nine Gallery>まで残り12日となりました。昨年の4月から始まった『予備校』、その後の『研究室』と月に一回、日曜日の朝9時から写真のことを一生懸命に研究しまくった研究員のみなさんが、この写真展の舞台裏や『コザワ写真研究室』の実態を赤裸々にFacebookのイベントページにアップしています。

https://www.facebook.com/events/3706702082876986/?active_tab=discussion

もしご興味ある人がいたら、ぜひこの機会に下記のイベントページをチェックしてみてください。どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて。今週はじめに、写真展に展示する大型プリントの色校正をしてきました。Nine Galleryの白い壁にどういうサイズの写真をどのように展示するのか……そこがグループ展としての腕の見せ所ではあるのですが、今回は自宅ではプリントできない大きなサイズのプリントもいくつか展示しようということになり、両国にあるピクトリコに大判サイズのプリントの注文をしてきました。

ピクトリコにはたくさんの紙の種類があるので、まずは『どんな紙で展示をするのか?』……というところから悩みが始まります。ピクトリコにはオーソドックスなものから変わり種まであるので、どれでプリントするのがベストなんでしょうね?

紙が決まった後も、テストプリントそのままでいいのか、もしもう少し指示を入れるならどのように仕上げたいのか……それをしっかり先方に伝える必要があります。研究員のみなさんも一人だときっと困り果てていた、もしくは先方にお任せになっていたかもしれないところを、ぼくが最終的にはフォローしながら意見を聞き、それを的確に先方に伝える、ということを経験。

こういう専門的なことも含め、『コザワ写真研究室』ではしっかり自分の体験として学ぶのです。プロや講師にお任せではなく、なるべく関われるところは自分自身で!それが研究室で大事にしているところなのです。なんで、今回はこの大判プリント以外のプリントは、全部自分の家でプリントを仕上げます。まだ完成プリントを見ていないのでなんとも言えませんが、まぁたぶんおそらくきっと……大丈夫でしょう。

 

研究生がグループ展のために研究してきた過程や経験について、4月25日(木)19時〜21時で『夜のオープンキャンパス』と称した発表会があります。ひょっとしたら全部、講師への愚痴になるかもしれませんが(汗)。すでに募集していたお席の予約は満員御礼となっていますが、当日立ち見でよろしければぜひお気軽にギャラリーにお越しください。もちろん無料のオープンキャンパスです。そんなわけで写真展初日まで残り12日。ぜひ気合いの入ったグループ展を見にNine Galleryにお越しください。

【展覧会情報】
▼タイトル:コザワ寫眞研究室「リズムズ」
▼出展作家:天野雅子/大橋一彦/奥田圭子/里見文乃/徳永雅子/ほさかまき/渡辺惠
▼日程: 4月23日(火)〜28日(日)
▼時間:10-19時、最終日は17時まで
▼入場料:無料
▼主催:コザワ寫眞研究室(Nine Gallery )
⭐︎イベント
4月25日(木)19時〜21時:夜のオープンキャンパス
ゲスト:小澤室長・三村校長

モロッ子が一人で飛行機で東京に戻った翌朝4時。まだ真っ暗の中、漁師さんに船に乗せてもらい出港。霧雨がしっとりと体にまとわりついてくる。そして体の奥から空に向かって息を吐くと、真っ白い息が……漁師さんにとっての春はまだ遠い。

 

定置網を引き上げると、黄金色に輝く網が現れる。これは全部かずのこだ。『黄金のかずのこカーテン』を間近に見て、ニシンの子どもはかずのこであることを改めて実感。船に落ちてきたかずのこの切れ端を口に入れてみると、食感は確かに数の子そのもの。味はほんのりとぼやけた海味がした。

 

ニシン漁をする漁師さんにとってこの網についたかずのこは、網を引き上げるときに重くなるだけの邪魔者でしかない。この後、ジェット水流でバンバン剥がしていく。そしてその『おこぼれかずのこ』目当てで大量のカモメが船の周りに群がってくるのだ。

【最近見た写真展】

4:『今⽇もHappy Train!』中井精也<エプサイト>

5:『ベトナム戦争の終結から半世紀』桑原史成<丸の内フォトギャラリー>

6:『Last day in Saigon 1975 April.』岡本俊郎<アートスペース丸の内>

7:『風と火』寛永<キヤノンギャラリー銀座>

8:『Voyage vers Vincent Van Goghゴッホへの旅』角田 和夫<CO-CO PHOTO GALLERY>

9:『GAZE』キセキミチコ<ソニーイメージングギャラリー>

10:『お気に入りの場所フォトコンテスト作品展』<ソニーストアαプラザ>

11:『大地とともに』タカオカ邦彦<JCII>

12:『私の選ぶ3本のレンズ展』写真人会<JCIIクラブ25>

13:『四季白馬』菊池 哲男<富士フォトギャラリー銀座>

14:『斉藤みき先生の撮った写真を飾るまでのセミナー』<富士フォトギャラリー銀座>

15:『第25回(2023年度)三木淳賞 出口の町』吉江 淳<ニコンサロン>

16:『冬の鉄景』石田 俊幸<ニコンプラザ東京 THE GALLERY>

17:『Jam Photo School Exhibition 2024』<目黒区美術館区民ギャラリー>

18:『堆積した静寂の前』古野達也<金柑画廊>

19:『TOKYO EAST WAVES』大西みつぐ<ふげん社>

数字は4月から見た写真展の数です。