『もしドラ』&『ドラッカー マネジメント(エッセンシャル版)』 2巻セット/著者不明

￥3,780

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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら。これまでに電子書籍を含めて250万部を越える売り上げで、映画版も始まり話題になっていますね。

内容は、ドラッカーの『マネジメント』を読んだ、女子マネージャーが、試行錯誤を繰り返しながら、ごく普通の高校野球部を甲子園に導くというお話です。

という私自身もドラッカー自身の著作はほとんど読んだことがなく、もしドラもＮＨＫで放映されていた10話までのアニメを一通り見て知ることとなりました。（現在も放映しています：ホームページはこちら ）

毎回、アニメの後のおまけで、ドラッカーに影響を受けた有名人が登場してきて、コメントする部分が印象に残っています。

幾つか印象に残る言葉もありました。リーダーシップは仕事である。つまり、一部のカリスマ性のある人がリーダーになるのではなく、誰にでもなれるということです。

その他にも、ミッションや革新(innovation)など様々な言葉が登場しますが、一番大切な言葉は資質や知識ではなく、真摯さであるということです。

この真摯さという言葉、元はintegrityという言葉の訳語です。このintegｒityは、辞書によりますと正直、誠実、高潔さ、完全無欠な状態とあります。

ドラッカーの言葉は、本質を突いたものであり、作者の岩崎夏海さんは、ドラッカーが自らの命をかけて、経営者のあるべき姿を説いているところに感動、自らの求めていたものに出会い涙し、これから何百年も先に残る本だと確信したそうです。

ドラッカー入門としては、もしドラから入るのが良いのかなと思われます。

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