覚醒 | 元プロ野球選手がニュースから考えてみる

覚醒

日ハムの中田が覚醒しつつあります。

昨日も決勝点となるホームラン。
しかも打った相手が岩隈です。


これは大きく飛躍する時の条件です。
今後、ますます打ちだすと思います。


高橋を出せるのもこのように若手が出て来ているから
なせることなんでしょう。


そう言えば、先日テレビで中田の特集をしていました。
内容は「崖っぷち、中田」です。


しかし考えてみてください。
まだ彼は21歳。大学生で言えば4年生です。

今の大学生に彼のような選手はいません。


高卒の4年目で一軍に上がれれば立派と言うか早い方です。


どうも日本では結果を早く求める傾向があります。
怪物=即結果の構図が出来ているんでしょう。

この捉え方は非常に危険ですね。


昨年入団した、西武の菊池君も色々と言われていますが、まだ彼は19歳。

投手として学ぶ事が沢山あるはずで、一軍の試合なんて早すぎます。


まずは一年間戦える身体になってからです。


その点、ハムは育成が上手い。
森本の穴は陽が埋めて余りある活躍をしているし。


チームの編成がしっかりとしている証なんでしょう。


こうみると、育成の「00」なんて言っているチームもありますが、ハムの方が
数段上ですね。