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HIV検査とは?

HIV検査は、エイズ(後天性免疫不全症候群)の原因ウイルスであるHIVに感染しているかどうかを調べる検査です。HIVに感染すると、体内でまず HIVが増え、その後、HIVに対する抗体が産生されます。通常のHIV検査は、血液の中にHIVに対する抗体があるかどうかを調べる「抗体検査」が一般的です。また、より早い時期からの感染を見つけるために、HIVが増殖しはじめた時点でウイルス遺伝子を調べる「核酸増幅検査(NAT検査)」やHIVを形作るタンパク質を調べる「抗原検査」、抗体と抗原が同時に測定できる「抗原抗体同時検査」があります。


HIV検査の流れ

HIV検査は、最初に「スクリーニング検査」を行い、そこで陰性であれば「HIV検査陰性」となります。陽性になったものについては引き続き「確認検査」を実施し、確認検査で陽性であれば「HIV感染」、陰性であれは「HIV検査陰性(スクリーニング検査の偽陽性)」となります。スクリーニング検査の陽性には、HIV感染による「真の陽性」と、HIVに感染していないのにも関わらず、非特異反応により陽性となる「偽陽性」も含まれているため、確認検査は必ず行わなければなりません。


HIV検査はどこで受けられるの?

HIV検査は全国のほとんどの保健所や自治体の特設検査施設(東京都南新宿検査・相談室など)で、無料・匿名で受けることができます。自分の居住地以外の保健所でも検査は受けられます。また、有料ですが、医療機関でもHIV検査を希望すれば受けることができます(自費診療の場合、5000円~10000円くらい)。


検査はいつ受けられるの?予約は必要?

保健所等の無料匿名検査施設では、検査施設によって検査日時が異なります。多くの検査施設は1~2週間に一度、平日の昼間に実施していますが、平日の夜間や土曜日・日曜日に検査を行っている検査施設もあります。予約が不要の検査施設もありますが、必要な場合もありますので、まず「HIV検査・相談マップ」で検索してから、HIV検査を受ける検査施設を決めてみてください。


検査を受けるタイミング

HIVに感染すると、通常、4週間後くらいから血液中でHIVに対する抗体が検出されるようになります。また、核酸増幅検査(NAT検査)では、2~3週間くらいからHIVの遺伝子が検出できるようになります。したがって、感染の可能性のある機会から核酸増幅検査では2~3週間以上、抗体検査では1か月以上経過していれば、感染している場合には検査で陽性となる可能性が高いです。3か月以内の検査でも結果が「陽性」であれば、HIVに感染していると言えます。もし結果が「陰性」であった場合、検査で陽性になる期間に個人差もありますので、感染していないことを確定する意味で、3か月以降の再検査をおすすめしています。


どんなときに検査を受けたらよい?

コンドームを用いない性行為をしたり、HIVに感染したかも・・・と不安に思った時には、いつでも検査を受けてみてください。HIV感染はHIV検査を受けないと見つけることはできません。また、感染の可能性のある時期から3か月以内であっても、HIVに感染していれば1か月くらいから陽性になりますので、受ける意味は十分にあります。また、もし1か月目で陰性であっても、受けた日からさかのぼった3か月前の感染リスクは陰性であることがはっきりします。自分の心の不安を解消するためにも、HIV検査を受けてみてください。

(厚生省公式ページより転記)






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