EL CANTANTE | DJ Martの「音楽夜話」

DJ Martの「音楽夜話」

音楽について…、
いろいろな想いがあって、それを誰かと共有したくて、ボチボチつぶやいて行きます。
僕が何者で、何をしていて、どこに向かっているのか、
この作業を通じて、明らかにしていきたいな、と…。

ボチボチよろしく。

Hector Lavoeの曲を、Marc Anthonyがカバーした、というか、
映画で劇中歌として歌ったお陰で再ヒットした「EL CANTANTE」なので、
ご存知の方も多いかと思います。

Hector Lavoe EL CANTANTE

Cantante: The Originals


こちらがオリジナル、と、取り敢えず言っておこう。
しかし、この映像は嘘くさい。音源はレコード?如何にも口パク。
映像と音声があってないだけかと思ったら、それですら無いみたいだw。

更にエクトルの白さと細さは、死ぬ間際のマイケル・ジャクソンのようだ。

このオリジナル曲はなかなか“DJ泣かせ”なのだ。
何せ、普通にかけると10分26秒もあるw。

まともに最初から最後まで掛けるのは、勇気がいる。
いい曲だから、聞いている分にはよいのだが、踊ってる方は、ちょっと大変かも…w。

Marc Anthony EL CANTANTE

El Cantante

かの有名な映画「EL CANTANTE」の1シーンだ。
こちらはご存知Marcくんなのだが、体型といい、歌い方といい、
よくエクトル・ラボーの感じを出している。

こちらの曲は6分ちょっとなので、無理すれば掛けられるw。
ダンサーの具合見ながら、行けそうだったら最後まで行っちゃいますw


さて、この曲、「The Singer」という曲名通り、
当時人気絶頂だったエクトル・ラボーを祀り上げた歌なのだが、
もちろん、本人が書いたわけではない。(さすがにここまでは…w)

これも有名な話だが、
その当時、パナマから出てきたばかりのRubén Bladesがエクトルの前で歌ったのがきっかけ、
ということだ。
こちらが、オリジナルのオリジナルってことだ。

ruben blades_el cantante

Best


彼はこの後、Willie Colónに見出され、Hectorをクビにした彼とユニットを組んで売りだした。

そしてHectorは…。


この辺りの話は、ほんと90年代の“大サルサ”時代の真っ只中!という感じがして面白い。

そういう意味でも、映画「El Cantante」は一見の価値あり!だ。

最後に、映画の中でHectorとRubenの出会いのシーンを。


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この、アコースティックな感じ、いいね♪
ではまた。