6月6日が誕生日の有名人 | すずきふみよしの「星の音を聴く」

すずきふみよしの「星の音を聴く」

読むこととはすなわち聴くこと。耳を傾けること。
ホロスコープから「聴いた」ものを、そして感じとったものを、日々丹念に言葉にしていきます。

6月6日が誕生日☆スティーヴ・ヴァイ
双子座16度「自分の主張を情感的かつ劇的にスピーチする女性の活動家」
志を同じくする人との実際の接触を通じて、自分の新しい体験を明確にした15度の次は、その結果を情熱を込めて外に打ち出す度数。「深く感じられた新しい体験に対する情熱的な反応」

双子16度から30度までの「シーン」についてルディアが与えたキーワードは「外面化・具象化exteriorization」である。知識を求める姿、知性化のあり方として、双子1度から15度までにやってきたことは「発見」である。それを検証して〈客観性〉を求めたのが15度での総括だ。

そして16度から30度まではそれを具体的に外へ打ち出すことがテーマとなってくる、というわけだ。ただ、この16度では、対話の必要性・可能性は秘めていながらも、姿勢としてあるものは他者を「改宗させる精神」だとルディアは述べている。「情感的」「情熱的」の背後にこれがあるのだということ。

6月6日が誕生日で太陽が双子16度の人物としてほかに、新田次郎、内山田洋、高橋幸宏、ウガンダ・トラ、ビョルン・ボルグ、緒方恵美、山本ゆかり、小澤征悦、SHIHOなど。

15度ではトーマス・マン、スカルノ、大滝秀治、篠沢秀夫、山田太一、堺正章、中尾ミエ、トニー・レヴィン、土肥ポン太、風花舞など。

スティーヴ・ヴァイ。「超絶」などという言葉が陳腐におもえるほどの技巧派ギタリストである。かつて彼に対する意地のわるい評価として、「テクニックがすごいばかりで歌心がない」などというものが見られたが、そういう評者は圧倒的なテクニックがもたらす感動というものが理解できないか、信じたくないのだろうとおもう。

サビアンシンボルに鑑みてみれば、ヴァイの音楽性の根本には、そうした評者を「改宗させよう」という態度があるのではないだろうか。このうえなく饒舌で多弁な彼の演奏には、そういう質の「情熱」があるように感じられる。

Steve Vai - Tender Surrender


堺正章の誕生日について。「実際には6月6日生まれだが、父が出生届けを2ヶ月忘れてしまった為、戸籍上は8月6日生まれとなっている。堺は小学校にあがるまで8月生まれだと思っており、担任の先生に指摘されるまでこの事実を知らなかった」とウィキペディアにある。

いまやだれもマチャアキのことを二世タレントなどとは言いもしないが、実父である堺駿二は「喜劇の神様」と讃えられた昭和の名喜劇俳優である。よっぽど忙殺されていたのだろう。

堺正章、中尾ミエ、トニー・レヴィンの3人は生年も同じ、1946年。

高橋幸宏とウガンダ・トラの2人も1952年の同い年。かたやあんなに痩身でかたやデブタレントの先駆けの巨漢だが、ともに卓越したドラマーであるのは間違いない。