地震関係の学者は警告出しまくりなのですが、あまり取り上げると国民がパニックになるからと、例の細野総理補佐官の論理でもみ消し。

震災発生、原発事故から三日間に起こっていたこと、想定されていたことは国民には一切知らされず、安全しか言わなかったことは政権の国民への隠蔽というより犯罪に近いかも。国民に向かって真剣に真実を語るべきであったし、退避の対策をもっと本腰を入れてやるべきであった。

浜岡原発停止も持っている情報を可能な限り公開すべきで、そのうえで速やかに行動に移すべき。

起こってからでは遅すぎるし、起こらなければ、それに越したことはないのだから。自己の利益や保身という考えは一度捨てて行動する時だろう。

世界にそれを宣言して行動すれば、本当に尊敬を勝ち得るに違いない。

「浜岡以外も見直しを」 元地震予知連会長が警鐘
2011年5月9日 07時06分

 -人間のおごりか?
 「おごりというより無知。地球全体ではチリ地震(一九六〇年、M9・5)、アラスカ地震(六四年、M9・2)、アリューシャン地震(五七年、M9・1)、カムチャツカ地震(五二年、M9・0)とM9以上が起きている。日本も環太平洋地震帯の立派な一部。起きて不思議はない。東京電力も国も『地震が来ても絶対安全』と言ってきた。根拠を与えた専門家も含め、変わってもらわないと」
 「地震も物の破壊もまだよく分からないことが多い。原子炉本体は頑丈でも、複雑な配管や装置が取り巻く複合体だ。弱い所に力が集中したら何が起きるか分からない。絶対大丈夫なんてことは絶対言えない。福島の原発も特別に(危険と)思っていた人はいないのでは。原発全体がそういうものだから」
 -浜岡原発の運転差し止め訴訟で、中部電力は「東海でM9はない」と主張した。
 「それは通用しない。東海地震単独ではM9にならないが(東南海・南海などと連動し)広域に起こらない保証はない。歴史的にも一緒に起きている。ただ、そんなに大きくなくても危険性はあるわけで、M9だけの問題ではない。M7でも直下で起きれば怖い」



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