国旗掲揚・国家斉唱 | 中原徹のブログ

国旗掲揚・国家斉唱

獅子人さんからのコメントです。


「どうもはじめまして。私は50期の卒業生です。現在大阪府橋下知事の国歌斉唱に反対する教職員への処分発言が世間で話題になっていますが、この件について中原校長のご意見お聞かせ願います。

私が在学中は入学式・卒業式ともに半数近くの先生方が国歌斉唱の時に退席され、卒業式前の授業では授業を中断して『国歌斉唱しない自由』を説かれる先生もおり、職員会議では当時の校長先生との間で激しい口論になったとも言ってました。

受験シーズン真っ只中の生徒に与える影響はもちろん、今後の各人の思想にまで影響を及ぼすと思います。
私にはまだ子供はおりませんが、将来子供ができて高校に通わせる場合、私のような経験をさせたくないと思っております。

中原校長のご意見とともに、現在の入学式・卒業式などでの先生方が現在も上記のような状態なのかも教えていただけるとありがたいです。」


プライベートな場(サッカー観戦等)では各人の自由だと思いますが、公務員として国民・府民の税金でお給料をいただいている以上、職場である入学式や卒業式で退席したり起立しないなどの行為は許されないと思います。


現在の政治体制・法律制度の下では国旗・国歌が定められているのですから、公務に就いている間は、国旗・国歌に敬意を払うべきであり、出席している生徒諸君や保護者の方々のためにも入学式や卒業式を台無しにすることは許されないと思われます。どうしても国旗・国歌を変えたいのであれば、正式に選挙を通じて政治を変えるべきであると思います。それが民主主義であると思います。


現在の和泉高校では入学式・卒業生でこうした行為を行う教員はおりません。


日本にいると、国を大切に思う心を持ちにくいのかも知れませんが、外国で暮らすと、国に対する感謝の気持ちを持つようになると思います。自分の国に対する愛情を持てない人は、他国に対する愛情も持ちにくいのではないかと思います・・・私は国歌斉唱の際、大きな声で歌うようにしています。