16日 21:15 @Ensenada.MX


今日は月曜日。チームはオフ。

昨日は11時過ぎに寝ました。
体が一生懸命、回復しようと
してました。

今朝は9時に起き、レストランまで
15分歩いて朝食を。
レストランの向かいにある
ジムでトレーニング。
マシーアスと良いトレーニングが
出来ました。

ランチは中華バイキング。
今日は失敗。
美味しくなかったなぁ。。。
中華も日本食もメキシコじゃリアル
じゃないからなぁ。

ホテルに帰ってゆっくりしてました。
今日は変月に一度の給料日。
ああ・・・。現実・・・。
頑張らねば。




久しぶりに『日本の野球』について。

少し。




よく若い野球選手から相談される
事があります。

『これから』について。

最近も数人から同時に相談を
受けています。

進路の相談や、野球人生について。
海外挑戦のことなど。
出来るだけ、親身になって相談には
乗るようにしています。

2005年秋。
僕が挑戦しようとしたときには周りに
経験者がおらず相談できず、
本当に大変な思いをしたから。
(経験者じゃない人に相談するとみんな
きまって反対されてました。)


みんなそれぞれに自分の野球人生に
満足していないんですよね。もちろん、
僕もまだまだ満足ではないですよ。
常にチャンスを求めて、高みを目指して
いたい。

アスリートなら当然の悩み。
むしろ、無い方が・・・不思議。

ただ、日本の野球界には色々と柵や
ルールが多くてね。

そこを出て新しいチャンスを。
と、簡単にいかないモノ。

NPBでも7年掛かるんでしたっけ?
海外でプロ契約をするとNPBとの
契約が3年間できない。とか。
アマチュアでも自主退団すると
1年間出場禁止。だとか。

はっきりいって、アスリートを
馬鹿にしてるでしょ。
どうしても根本に個人的感情が
あるように見えてしまいます。

選手は1試合でも変わるんです。
1週間、1ヶ月で選手生命を終えて
しまう可能性もあるんです。

時間と言うモノにどれだけ価値があり
運命を変えるモノなのか。
アスリートとして懸命に生きた人なら
分かるはずです。

それなのに1年とか3年とか。
長すぎる。

僕には理解できないんです。
選手が上手くなるのに必要なものは
経験をする時間だと思うんですよ。
それを奪ってしまう規定なんて
スポーツの概念に反してますよ。

2軍に50人なんて・・・。
アメリカならチャンスを与えない、
選手虐待だと裁判されても
おかしくないですよ。


僕は日本の野球が水に合わずに
海外に来たわけじゃないので
日本の野球界に対して批判的な
思いはありません。

むしろ、育ててもらった
日本の野球学には感謝ですし誇りです。
僕が海外でプレーし続けれるのは
日本野球で学んだ精神論があるから
だと自負しています。

また、海外でプレーする事で
その素晴らしさや、日本野球の持つ
魅力を誰よりも知っています。

だからこそ、もっと選手を育てれるし
面白い事ができる、引き出せる、
と感じると同時に『もったいない』部分
が沢山見えてしまいます。

本当に日本の選手は高いポテンシャルを
持っている選手が多いと思います。


海外への大型選手流出を懸念する声も
ありますが、若い選手の流出もあります。
これは一つの信号です。
日本の野球界では、選手にとっての魅力
(出場機会)が足りていない事は
まったく報道されませんし問題提起
されません。それが常識とされていて
反する行動には上記のペナルティが
規されています。

野球選手が海外に行って
日本野球界の現実を知ることは

亡国の亡命者が世界を知って母国の
問題に気づくようなものです。


選手達にもっとチャンスを与えれる
ルールを作って欲しいと願います。









o(・∀・)o 『ざぁぁぁっす!』