世の中には様々な“色”がありますよね。


様々な“色”は人にもあらわされる時があります。



情熱の“赤”


穏やかな“緑”


爽やかな“青”


元気印の“黄”


女性らしさの“ピンク”


その人その人にカラーがあります。



でもその色はずっと一緒ではありません。




出会いや別れ、経験、時間。


混ざり合う色は、人のカラーを変えます。




時に“黒”。

この色は混ざることには強くカラーは変わりにくい色。

闇や負に連想されがちな色ですが、変わらぬ信念にもとれます。







でも絶対ではないですよね?

白を混ぜればグレー、もっともっと混ぜれば限りなく白に変わります。




逆に“白”はどうでしょう?


どんな色とも混ざり合い、様々な色へ変わります。

こちらには絶対がないんです。
悪く言えば何色にも染まり、よく言えば無限の可能性がある色です。



どちらかというと“白”でありたい。

時に弱く、影響されやすく、変わってしまうカラーではあります。

でも・・・相手がいたらどうでしょう?



“白”には相手を変える力があるんです。


どんなに頑なな“黒”も変えてしまう力があるんです。





守られなければ弱いでしょう。
まっすぐな思いは利用されやすくこれほどもろいものはありません。



守るなら・・こんなに強い色はないでしょう。
暗闇に光を指すように。



どんなに暗くても迷わないように・・

真っ白な道をつくってあげたい。





あなたの“カラー”はなんですか?




熱く燃える夢や情熱も・・

蒼くたたずむ海の広さも・・

まぶしくて見えない七色の太陽も・・



出会いの連鎖で、人の“カラー”は色濃くなり変わることは難しくなりがちですが・・




ずっと、まっすぐ・・・感じれる“白”でありたいです。







7月も終わり8月ですね。

夏が終わり、秋が来る‥寒い冬が巡り、春の訪れを迎える前には、あの震災から1年が経ってしまうんですね。



その頃の南三陸町、楽しみです。
当たり前かもしれませんが、きっと今よりもっと前に進んでいる。

進もうとしている人達、支えてくれている人達。


たくさんの手、たくさんの温もりにこの町は包まれて‥

いまやっとよちよち歩きを始めた赤ん坊の様に、進み始めたばかりです。


次のステップは、やっぱり“立つ”でしょう。





いろんな手に背中をポンッと押され、走りだすことができたなら・・


自分の役目は終わりですね。



いまはそのゴールがどこにあるかさえわかりませんが・・・






また終わり、始まります。
そうやってずっと続いていくと思います。



10年後、あなたは後悔していませんか?

人生は1度きりです。



もっともっと生きよう。


今度はいっしょに手を繋いで、ゆっくり共に歩き始めたい。




止まった時間が確かに、少し動いた気がした。
そんな朝です。



誓いの日、始まりです。
ときどきどこにいるかわからくなるときありませんか?

ここは夢なのか、現実なのか。



現実であってほしい夢。



夢であって欲しい現実。



どちらもありますね・・・。



なにも考えてるつもりはないのに、星も見えず、月も見えず、真っ暗な空はそっと入ってきます。

なんだかポカンと穴が空いてしまった。
そんな風に感じる時間です。



長く住み慣れた仙台の地。
南三陸町メインでの活動が本格的になってくる中、いよいよ離れる時が近づいてきました。
一週間に一度仙台に帰り、部屋を引き払う準備も少しずつではありますが、はじめました。

そんな中、荷物や震災後の写真をいろいろ整理してると、1枚の写真を見つけました。



20歳の頃撮った、かけがえのない“友”との写真でした。

同時に震災後撮った同じ場所の写真を見る。




海の音が、聞こえてくる。



海の匂いが、、してくる。



笑い声が・・・聞こえてくる。



あそこでいっぱい笑ったなぁ。

いっぱい泣いた。

いっぱい恋した。



ずっと日が落ちるまで、座ってた。


夜が明けるまで、語り合ってた。



その場所はいまは・・ない。



けど大切な場所には変わりない。

まだ波の音は聞こえる。

いつもの匂いがする。

聞きなれたウミネコの鳴き声も聞こえる。

水面に映る太陽の綺麗さも変わりない。

あったかい温もりも覚えてる。



分からないのは、自分の居場所。



ここに来ると、夢を見る。



ここに来ると、現実に打ちのめされる。




ずっと夢を見ていたい。
もしも・・・
いろんな希望がつまった夢は、逆に苦しさも感じさせます。



真っ暗闇、、目を閉じる。


今日は、光が・・

探しても探しても・・・どこにもありません。