ユーロの行方!投資戦略を如何に再編するか?~投資商品の関係性 | マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報

ユーロの行方!投資戦略を如何に再編するか?~投資商品の関係性

4連続コラム3日目と最終日である4日目の二日間にわたって、昨今のギリシャ情勢から我々個人投資家は如何に振る舞うべきか?、を考えてみたいと思います。


まず基本的な事ですが、相場は多数の投資家の投資行動で決まるものです。こんな当たり前のことを言うと鼻で笑われてしまいますが、個人投資家の行う投資手段の中ではリスクの高い分類に入るFXやCFD取引はこの感覚は必要不可欠なものです。つまり現在のマーケット環境下では、投資家はリスクを取りたがっているのか?


それとも取りたがっていないか?を見極める事は非常に重要なポイントになります。東岳証券の投資レポートでは、投資家がリスクを取りたがっているをリスク選好志向と表現します。逆に投資家がリスクを回避し、逃げの姿勢を取ることをリスク回避志向といいます。


ギリシャ債務問題への懸念が高まるようなニュースが出ると投資家はリスク回避の姿勢を取ります。同様のことはアイルランド、ポルトガル、スペインの問題の場合にもあてはまります。


次に欧州の消費者物価指数の数字が予想より高いなど、インフレ懸念が出た時は逆にリスク選好志向になります。欧州のGDP成長率が高くなるという場合もこれと同様、リスク選好志向です。なぜインフレがリスク選好志向になるのかと言えばそのような局面では原油や金が買われるからです。またこうした指標の好転を受けて欧州中央銀行は利上げをするプレッシャーを感じます。その場合、FXの取引をする人は米国と欧州の金利差が拡大し、ユーロの魅力が増すと解釈してユーロを買います。それは逆に言えばドルが売られることを意味します。ドルが売られるというのは典型的なリスク選好志向のシナリオです。


ではここで、アメリカでインフレ懸念が出た場合はどうでしょう。この場合は米国の利上げ観測が台頭し、ドルとユーロの金利差は逆に縮小するのでユーロは売られ、ドルが買われます。その場合はドルと逆相関する原油や金は売られます。つまりリスク回避志向になるわけです。



Ken  東岳証券東岳グリーン



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