なるほど | 元プロ野球選手がニュースから考えてみる

なるほど

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110502-00000303-playboyz-base

まっとうな意見です。


ただ江本さんが言っている、「ボールがお辞儀している」ことが
打者からすれば厄介なのかもしれません。


昔は綺麗な回転の直球が良しとされたが、今はそうでもない。
余程スピードがあり、浮き上がるようなボールを投げないと
抑えるのは困難だ。


逆に「くしゃくしゃ」な回転のボールの方が打者は嫌なものだ。
軌道が読めないボールこそ打者が嫌がる条件の一つだ。


佑ちゃんは大学時代も、低めの変化球が武器だった。
真っ直ぐは見せ球に近く、打ち取るボールのほとんどが
落ちる変化球だったと記憶している。

それが彼のスタイルでもある。
元々、圧倒的な形で抑える投手ではない。


佑ちゃんはそれを分かって丁寧に投げているのかも知れない。
そうであれば、彼はやはりクレバーな投手である。


そう言えば、中日の落合監督は現役時代、若手や新人でコントロールのない投手が
一番苦手としていたと言う。

理由はまだ特徴がわからない事と、ボールがどこに行くかわからない
怖さがあったと聞いた事がある。
(当たったらたまらないので、踏み込めなかった・・・・)


話は戻るが、佑ちゃんには今後も大きなアドバンテージがある。

心強い強力打線、堅い守備陣、広い球場・・・・


ハムに入団したのは大正解だったかもしれない。