TRAINING ROOM 84

先日、ＰＬ学園の元監督、中村先生にお会いしました。


子供の頃に憧れたあのＰＬ学園の名将で、名プロ野球選手をたくさん輩出された尊敬する先生で、一度、指導方法などお聞きしたいと願っていました。


人のつながりって不思議ですよね。


やはり想像通りの先生で、僕なんかにたくさんのことを教えてくださいました。


“球道即人道”


野球人である前に、一人間としての教育が大切である。


寮生活を通して、礼儀、規律、周りへの感謝の気持ちを教える。


野球よりもそっちの方が厳しかったかな？とおっしゃていました。


そしてびっくりしたのは、


‘甲子園を目指したことは一度もないよ。’


他人が聞くと嫌味に聞こえるようなセリフですが、松山コーチや荒金に聞くとそうなんよと言ってました。


‘そら生徒は甲子園に行きたかったと思うけど、僕は甲子園が全てとは思わない。大学、社会人、そして３０歳までは現役で野球ができるように技術を教えている。’と。


そういえば、ＰＬ学園では練習では金属バットを使わないとか独特の指導法の噂を聞いたりします。


プロに入ってから活躍する選手が多いのも納得です。


教えていただいたことを忘れないように部屋に帰るなりノートに書き綴りました。


たくさんのヒントをいただき、また選手の育成へモチベーション上がりました。