同期バンドの壁【Be∞Load(BOOWYのコピーバンド)結成の話-その4】 | 僕が“バンドマン”を続けている理由。~バンド人生を本音で振り返る~

同期バンドの壁【Be∞Load(BOOWYのコピーバンド)結成の話-その4】

どうもッ!THOGO(トーゴー)です。

こん(^▽^)にちは!
いつも読んでいただきありがとうございます!

前回の、話の続きから。(高校1年生の頃の話になります)

オリジナル曲のアレンジや、課題曲(BOOWY&BUCK-TICK)も弾けるようになり、いよいよスタジオ練習の日がやってきました!

メンバーに社会人が居るので、移動は車。
当時は『楽器を積んだ車で、メンバーと移動している』ということだけで、モチベーションが最高潮でしたね~!

そして、スタジオ到着ッ!
スタジオ練習は過去にもあるので、準備でバタバタは、無かったのですが。。

さぁ音を出そう!とした時に【難題】が。

まず、バンドの構成を見てください。
Vocal.NAOKI
Guitar.僕
Key.KANZAKI
Dr.幡野


そうです。Bass(ベース)が居ないのです。
ベースはいわゆる【(Keybordの)打ち込み】なのです。
その、打ち込みというのは【あらかじめ録音しておいた音】という事になります。

ですので【ベースの音】に関しては、スタジオに持ってきた時点で、テンポが決まってしまっています。

本来バンドは、ドラム+ベースが【リズム隊】と呼ばれ、(バンド全体の)リズムやテンポの軸になります。
そこにギターとVocalが合わせて【演奏】になるのです。

ということは、ドラムが、(打ち込んだ)ベースと【ズレて】しまったら、バンド全体がメチャクチャになる!という事なんです。
※ベースが人間だったら、ズレても修正可能ですが。

それを回避する為に、ドラムはヘッドフォンで【ベース音】をじっくり聴きながら叩くのです。
更に、ベース音と一緒に、(ドラムのヘッドフォンにしか聞こえない)【クリック(メトロノームのカチッ、カチッっていう音)】を曲のテンポに合わせた形で流します。

このように【打ち込んだ音】と一緒に演奏するスタイルを『同期演奏』と言います。

皆さんもたまに【ヘッドフォンを付けたドラムスさん】を見掛けることがあると思いますが、そんな理由から付けているのです。


この、同期演奏。実は、凄くレベルの高いことなんです。
それを15歳たらずの初心者が2人居るバンド(しかも、ドラムが15歳)で、やらざるを得ないバンド構成だったのですw

Be∞Load(ビロード)の、初スタジオ練習は、1曲もうまくいかなかったのを記憶しています。
誰かがズレると、すぐ演奏がメチャクチャになってしまい、最初から。→その繰り返し。→スタジオの時間終了。

以降、しばらくドラムの幡野君は、個人練習を繰り返し、僕もリズム・テンポ感を重んじる練習を繰り返しました。
そんな【努力】の結果、なんとかその【壁】を克服し、バンドの演奏レパートリーも増えていきました。

(今考えれば【同期演奏】を早いうちに経験しておいて良かったなぁ~。というのがひとつと、ベース探しちゃった方が早かったんじゃねぇの?ってのも思いますね(笑))

そしていよいよ、
バンド結成当初の目標である『主催ライブをやろう!』という話になります。


続く。。

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