中山に帰ってきたラジオNIKKEI賞、有力馬情報? | さかなくんのパカパカ日記

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『談話室「さかなくん&ブサ雄」』の競馬版です。競馬に関する話を主に書いています。

大変遅くなりましてすみません。それでは今日中山競馬場で行われますラジオNIKKEI賞の有力馬の情報です。



【展開予想】


アバウトが単騎逃げ。それを見る形で内枠からカフナが追走するが競りかける馬は居らず、先行勢にとって楽な流れに。中団から後方は末脚勝負を狙う馬が密集し、後続は自分からは動きづらい展開。ここでは良くも悪くも先行勢がレースの鍵を握るだろう。

【有力馬情報】


・フレールジャック・・・・一部陣営の間では、『ディープ産駒の最高傑作』とまで声が上がり始めているフレールジャック。この度の選定会議においても「最高傑作と言うにはいくらなんでも時期尚早ですが、その可能性を秘めていることは否定できないでしょう」と上々の評価を得ていた。「前走は道悪馬場によりペースが上がらず、終始掛かりっぱなしでまともに走っていません。普通であればそのまま終わってしまうような内容でしたが、終いは後続を2馬身差以上突き放す圧巻の内容。重賞で通用する能力があることは疑いようもありませんが、それ以上に前走のような悪条件での競馬を経験したことはここでも大きな武器になると思います」とは元調教師でもある某情報筋。加えて会議の中で「ダービーに出走できていれば―」という声も挙がっていた。

・フルアクセル・・・・鞍上予定であった、石橋脩騎手は先週の落馬による負傷。それによって陣営は新たな鞍上探しを始めた。通常であれば、乗る予定だった騎手が一週前に急きょ乗れなくなってしまった場合、鞍上探しは難航しがちではあるが、今回に関してはあっさりと地方ジョッキーである山崎誠士騎手(川崎競馬所属)に落ち着いたことは無視できない。「中央での経験こそ少ないけど、その腕の良さは関係者も惚れ込んでいるみたい。だから今回のオファーも納得の上のもののようだよ。本人も戸崎圭太騎手(大井競馬所属)の安田記念勝ちを意識して、ここでは自分がとヤル気十分といった感じだし、この乗り替わりは大きな意味を成すかもしれないね」と元JRA騎手でもある某情報筋。堀厩舎+地方ジョッキーは、あの安田記念のリアルインパクトを彷彿とさせる。また、堀厩舎ではリアルは安田、フルアクセルはラジオNIKKEI賞と早々に使い分けを決めていたこともあり、ここはぜひとも注目したい。

・マイネルラクリマ・・・・某情報筋から、以前の同馬に関する資料が出された。そこには、「当歳時代より暑さに強く、他の馬がへばっている中でも元気一杯に動き回っている。これは競走馬として完成されてからも変わらぬだろう」とある。確かに昨年6月末のデビュー戦を快勝し、新潟2歳Sで2着に大激走。夏場の強さを見せ付けた。今回に関しても、「気温が上昇し更に馬の代謝が上がってますね。素晴らしい心肺状態ですし、毛ツヤも抜群」と、矢作はデキに太鼓判を押した。であれば、オープン勝ちを収めた前走以上の状態にあると判断出来る。



・アバウト・・・・「エポワスが出走を取り消したことを聞いて、陣営は一気に色気づいたね」と口火を切った某情報筋。「陣営は単騎での逃げ残りを狙っていてね、おそらくエポワスが競りかけてくるだろうと随分と意識していたようだよ。実際にエポワスが取消したことでここでの単騎逃げがほぼ確定的になったことだし、気持ちよく行ききれれば軽斤量を活かして逃げ切りも想定できるんじゃないかな」と続けた。前走で500万を勝ったばかりの馬ではあるが、4走前のアルメリア賞を振り返れば通用する力があることは証明できる。斤量面、展開面とここでの好走条件が整った今、この馬がレースの鍵を握ると言っても過言ではないだろう。

・カフナ・・・・福島開催ではなく、中山開催。それを最も歓迎したのは他でもない、カフナ陣営である。「ウチのは小脚が利くので小回り向きですから中山開催は大歓迎です。それに加えて斤量も思っていたより恵まれました。ここを目標にじっくりと調整してきましたし、昨年の勝利ジョッキーである柴田善臣騎手(昨年はアロマカフェでこのレースを制覇)が乗ってくれますから良いことづくしですよね!」と関係者のトーンも高い。それを踏まえ、元競馬評論家の某情報筋からは「馬場こそ違えど、同じく小回りコースの若葉Sでは前日の古馬準オープン戦の時計を3秒も凌ぐほどの内容。陣営も随分といいイメージを持って臨めている、まさにここでこそ狙える一頭ではないだろうか」とのこと。

・ヴィジャイ・・・・5月に制した500万特別夏木立賞。メンバー最速33秒9の上がりで差し切った内容も素晴らしいの一言だった。しかし、関係者は「実は当時、馬体も全体的に緩さを残し良化途上でした」と当時を振り返っている。ということは、この馬には更なる良化の余地が残されていることになる。そして昨日の会議にて某情報筋は「前走は道悪と敗因は明確。馬体の締まりや踏み込みの力強さは夏木立賞よりも遥かに良化していた。そして更にこの中間、上昇気配が見て取れた。であれば今回、梅雨時にも関わらず良馬場での競馬が見込めるだけに、この馬本来の姿が見られるであろう。当然買いだ」とコメント。

・ショウナンパルフェ・・・・不良馬場のダービー。流石にあの馬場での競馬。各馬の次走に、その反動が現れていた。では今回のショウナンパルフェはどうか?トレセンで同馬を見届けた派遣メンバーからの報告では「レース後は楽をさせてしっかりとリセットを図りました。その甲斐あって硬さは完全に取れ、馬の雰囲気もリラックスしていてストレスは微塵も感じられません。力を出せる状態と言えるでしょう」とのこと。陣営も「仕上げに抜かりは無いよ。まぁ実績を考えればハンデはこんなもんだろ。むしろダービーと同じ斤量で出れる分、有利にさえ感じるけどね」と強気の姿勢であることも評価できる。


なお、予想につきましては、夏競馬期間中に付きお休みさせていただきます。ご了承ください。