こんばんは。


ファイターズの賢介選手が骨折で今期絶望。


へこんでいる、背番号3のつじです。


全治4~5ヵ月。日本シリーズで復帰です。


がんばれ!ファイターズ!!


がんばれ~賢介(T_T)早く骨がくっつきますように。




やっと夏らしくなってきました!


ビールもいいけど、冷えた白ワインが飲みたくなる季節です。


私は、スペインやイタリアの赤をよく飲むんですが、


(安くておいしいから)


暑くなってくると、やっぱり白や泡が飲みたくなります。


わたし、ペーパードライバーみたいなものですが、


一応ワインエキスパートという資格を持っております。


ブログに何書こう~と考えつつ今日になりました。


今回は、ワインの基礎話をしたいと思います。




先日、叔母から、好きでしょ?と赤ワインをもらいました。


「1998年 ボルドー」とラベルに書いてありました。


正直、あまり高いものではないな。というラベル。


開けて飲んでみると、おいしくありませんでした。


というか、飲めたものではないくらいでした。


たぶん、居間のサイドボードにずっと飾ってあったのでしょう。


暑い夏を何回か過ごしてきたワインだったのでは。




よく、赤ワインは古ければ古いほうが価値が高い。


といまだに思われる方もいると思いますが、そうではありません。


どんなものでもそうですが、きちんと涼しいところに保存していないと、


ダメになります。


ワインのブドウ品種、産地、作り方、うまれ年(ブドウの出来)によって


飲みごろはそれぞれです。


そして同じ場所、同じ年に生まれたワインであっても、輸送方法、保存状態、


コルクの状態等など、違えばさらに飲み頃もかわってきます。


人間の双子の兄弟でも、大人になると性格が違ってくるのと同じだと思います。


ワインはワインセラー(温度・湿度が一定に保てるところ)が一番ですが


ワインセラーをもってない場合、


北海道でしたら、新聞紙にくるんで、押入れの奥。が一番よいようです。


暗所で涼しく、温度・湿度変化がないところがいいのです。




そこで熟成していくわけですが、


ムートンロートシルトみたいな世界最高峰のお高いワインは、


作って数年は飲めません。


酸っぱ渋くておいしくないのです。


ワインを長期に熟成させてくれるのは、ワインがもつ酸味と渋みなのです。


時間をかけて、熟成して、味や香りが複雑になっていき、


味がまるくなり、飲み易く、なんともいえぬおいしさになっていくのです。




安いワインは、ピークが早くきます。


私は安い=価値がないと言っているわけではありません。


安くてすぐ飲めるということですし、世界中の大多数の人たちが


安いワインを飲んでいるはずです。


おいしければ、いいんです(笑)




買って、寝かせておいて、


待って待って、開けて、「まだ早かった」


「枯れかけていた」なんていう、おいしさのタイミングを計るのも


ワインの楽しみのひとつだと思います。


ピークをちょっと過ぎて、「枯れかけている」ワインを飲むのも、


またそれなりの趣があるし、そのおいしさもあります。


私は安いワインを開けて、1~2日経ったものでも好きです。


開けたワインは急速に熟成=酸化します。


開けて数日経ったワインは「枯れかけた」感が味わえたりします。


私の好みの話になりますが(笑)




ワインの飲み頃を計るのは難しいです。


私が10数年前にかった、フランス・ボルドー地方のワインを


この前開けたら、もう味がすっかりぬけていました。


ワインの師匠のひとりが、チリのワインを日本に輸入を


し始めた人なのですが、その方が、十数年前のチリワインを


飲ませてくれたことがあるのですが、


チリワインは安くて旨いワインの代名詞。


でも、十数年たっても、おいしかったです。




国と品種で、だいたいの飲み頃は予測はつくのですが、

北海道のワインの歴史も、まだまだ始まったばかりです。


数年前のワインを、寝かせたら、


どれくらいでおいしくなるのか。


どれくらいまでもつのか。


つくったワイナリーの方でも、飲んでみないとわからない。


始まったばかりの冒険だと思います。


私も数年前の道産ワインを寝かせてありますが、


おいしくなっているのか、


もう枯れているのか、開けてみないとわかりません。


ダメになっていても、経験しないとわからないこと。


楽しみにはかわりありません。


道産ワインの歴史は、始まったばかりです!


楽しみです。




飲みごろをはかる難しさ。


難しさに挑戦するのが、人間の楽しさであり、おもしろさ。


おいしさの他にもある楽しみが、


ワインの魅力なのかなと思います。




長々と蘊蓄??(でもないか)を書きましたが、


こんな私がよく行くワインショップは、


セイコーマートです・・・。




まあ将来は、


ワインセラーに何百本も入れて、


「ああ~あのシャトーの、何十年か前に買ったワイン、


飲みごろなんじゃないかしら~??」


なんつーのが、私の見果てぬ夢ですねぇ。


でも、セイコーマート、おいしいですわ。


で、ブログ書きながら飲んでるワインは、


G7 ソーヴィニヨンブランでした。


酔っ払ってきたので、ではまた~。


文章おかしかったら、すみません(笑)