手作りパスタと季節の野菜のソース作りワークショップ終了しました。 | 料理が名刺代わりです。

手作りパスタと季節の野菜のソース作りワークショップ終了しました。

いろいろとtwitterで告知しているワークショップの中の、

風評被害地域の農産物を使ったワークショップの第一弾でもある、

手作りパスタと季節野菜のソース作りワークショップが昨日無事に終わりました。


GW最後の日曜日、しかも母の日とあって、

参加者の方は少なかったのですが、

参加してくださったのがお母さんとお嬢さんだったのです。

いろいろ話をしながら作業をしている中で、

母と娘の愛情や絆を感じることが出来て、

なんだかすごく心温まるものになりました。


この日はまず手作りパスタの生地を作ることからスタート。

計量して生地をまとめて。

手でひたすらこねるのではなくて、うどんみたいに踏む方法で。

意外にこれ、楽しいので踏みすぎちゃうので注意。

そして生地を寝かせている間に、

放射性物質と食品についてのお話など。


生地を寝かすこと1時間ほど。

本当はもっと寝かせてもいいんですけれど。

まだまだ先は長いのでパスタを成形。


Hearty Food Communicationsのブログ

半分はフェットチーネに。

パスタマシンがないので麺棒でお嬢さんが頑張ってのばしました。

ふたりでくっついた生地をほぐしたりしている様子がなんだかほのぼの。


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そして残り半分はといいますと、

ニョッキみたいにフォークで形を作ったものと、

オレキエッテの2種類。

全部で400gほどの生地なので、食べるのはあっという間かもしれません。


この後ソース作り。

写真を撮りそびれてしまったんですが、

久松さんの作った新鮮な小松菜でペースト作り。

シンプルなペーストなので、

パスタやカレー、料理のソースのベースにもなる上に、

冷凍も出来ちゃう便利なものだったりします。

それを作ってからデモンストレーション。

今日はこちら。


葉玉ねぎとアンチョビのソース。

今の時期が一番甘みが乗っていると久松さんから言われて、

他の野菜といろいろ迷いながらもこちらをチョイス。

美味しいねっていいながらうれしそうに食べてくれました。

これも基本的にはアンチョビを使ったオイル系ソースなので、

すごくシンプルに野菜の美味しさが味わえます。


なんだかのんびりと、ほんわかしたワークショップとなりました。

これを機会に、自宅で2人くらいまでの、

プライベートクラスを中心に今後やろうかと思ってしまったくらい。

ちょっとそのあたりも検討しますね。


そして、放射能と食品の話について。


私は放射能の専門家ではありませんが、

最近はネットにたくさんの情報も出ていて、

今の暫定基準値が引き上げられてはいますが、

チェルノブイリの事故後に決まった暫定基準数値なども、

調べると資料が見つかったりしますし、

今年は丁度25年になることもあり、

海外では関連の書籍が出版されたりすることも重なって、

様々な話が出ているものの、

ここまで長期間にわたってフォールアウトが続くことはなかったわけで、

これからなにが起きるのかは本当に不確定ともいえますよね。


そんな中で「どのようにリスクをとるか」であったり、

「どう選び、どう食べるかの基準を考える」という内容でお話をしました。

正直なところ毎日情報が変わっていくので資料も多く、

当日の朝フェイスブックで見つけた情報も含めてまとめるかたちでしたので、

今後のワークショップでもどんどん情報の内容は変わっていくのではないかと思います。


次は14日の予定ですが、人が集まるかどうかはなはだ不安です(笑)

集まらなかったらひとりでさつま揚げつくるかなー、などと(笑)


少しでも多くの人がほんわかあったかい気持ちになる中で、

風評被害を受けている地域の農産物の状況を把握する方法を知ったり、

たくさんあるものの中からなにをチョイスしていくかを決めるための、

材料作りのお手伝いが出来たらと思っています。


ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!