腰痛改善のご要望は トレーニング指導をしている中で かなり頻繁に あります。
今回は 主な 腰痛の原因を 一つ 紹介します。
人の 身体は 下の図のようになっています。
注目していただきたいことは
背骨が一直線ではなく 彎曲（わんきょく）していること です。
人間のカラダが 彎曲（わんきょく） しているのには 理由があります。
一直線な背骨だと
クッションがないので 体重を支えられず 衝撃に耐えられないから です。
腰の部分は おなか側に彎曲していて これを 前弯（ぜんわん） といいます。
腹筋が弱くなったりすることで、
腰の部分の前弯が ひどくなり 反り腰になっていくと
腰に痛みが出ることが多くあります。
特に女性や 急に太った人、妊婦さんなどに多いです。
↑これは 典型的な 反り腰の 写真です。
反り腰になると ”でっちり” (お尻が後ろに出てる) になることがおおいですね～。
症状がひどくなると
◆ 【腰椎分離症】
◆ 【腰椎すべり症】
◆ 【脊柱管狭窄症】
などの 診断がおりたりします。
病院では
問診をして レントゲンを撮って
◇ 痛み止めの薬
◇ 湿布薬
◇ 牽引(引っ張るやつですね)
◇ 電気治療（びりびりくるやつですね）
◇ ホットパック（あっためるやつですね）
◇ ストレッチ 指導
◇ 腹筋・背筋 指導
という流れだと思います。
しばらく これを続けて 良くならない場合や、
腹筋や背筋を鍛えても
あまり改善がみられない場合などは、
反り腰になってしまった原因を じっくり探ってみてはいかがでしょうか？