今回の東北大震災は、五つの構成要素がバランスを崩したために起こった。
ダイララマ法王は柔らかく話し出された。護国寺は多くの参列者。チベット語での経文が流れ、私たちの手元にも、日本語とチベット語の非売品の冊子が配られた。
大切なことを沢山おっしゃっていた。
自分なりに反省するところも多くあり、また、心を決めてうばわずに、助けあい、進んで行こうと思った。
まだまだ自分のことばっかりしか考えてなくって、ごめんなさいって、すごく思った。自分が幸せでないと、周りも幸せにはできないのだけど。それは「愛」と 「愛のような全く別物」の差。
五つの要素のバランスをとりもどし、宇宙の摂理に乗って、世界が平和でありますように。
子供たちが安心してすごせる地球でありますように。
心よりお祈りさせていただきます。合掌。
~~~ いくつかかいつまんで、心に残ったことを書き留めておきます。~~~
逆境にたった時は悟りに至る過程です。
起こってしまったことはもとには戻らないので、必要以上に悲しまない。
心配ないよ。と、誰かに声をかけてもらうことで私は安心するので、皆さんにもそうお伝えしにきました。
僧侶が歩き出し、ダライラマ法王がいらっしゃいました。本道に入られたとたん、陽がさした。
とても「素」。どこも飾られず、力も入っていなく、柔らかく、明るい。慈悲の心。
観音菩薩(かんのんぼさつ、觀音菩薩)、梵名 アヴァローキテーシュヴァラ(अवलोकितेश्वर [Avalokiteśvara])の生まれかわりといわれている。
ダライ・ラマとは「智慧の海」とか「大海」という意味だそうです。
法王が読経している間は雨は降らず、読経が終わってから、雨が降り始めました。途中、傘が必要な時間があったにも関わらず、御退席の時にはすっかり雨が上がった。
約一時間強でしょうか・・・・?最後に日本語で般若心経、光明真言、如意輪観世音菩薩御真言、寶號、回向文で終わりました。
護国寺は真言宗ですが、曹洞宗の方々もいらして、宗派を超えた祈り。
お帰りに。心より感謝です。
東北大震災でなくなられた多くの魂。四十九日を追え、新たな旅立ちの日でした。心より、ご冥福をお祈りするとともに、これ以上、犠牲をださないことを今、生きている我々は選択しましょう。
ビックリするようなこと、あきれてしまうようなこと、危険なこと・・・・沢山ありますが、
Something Greatよ、どうぞどうぞ、混乱することなく、冷静に、すべての命が光輝く方向にお導きください。
Something Greatよ、どうぞどうぞ、混乱することなく、冷静に、すべての命が光輝く方向にお導きください。
ありがとうございます。
~~~ 追記 2011/5/2 ~~~
◆ 東日本大震災49日特別慰霊法要での法王談話 ◆ → http://t.co/YPQcvvc
もしも改めることができるなら、
憂うべきことなど一体何があるのだろうか。
もしも改めることができないのならば、
憂うことで一体何の役に立つというのだろうか。
これは科学的、現実的な視点なのです。
◆ 2011/04/29 ダライ・ラマ14世 護国寺 / 14th Dalai Lama Speech at Gokokuji ◆
http://www.youtube.com/watch?v=7WZlN03ExPo&feature=youtu.be