日米が核廃棄物の管理についてモンゴルと協議。10万年消えない危険物質は25万トン | ■知れば、差がつく!ビジネス古典のススメ

日米が核廃棄物の管理についてモンゴルと協議。10万年消えない危険物質は25万トン

世の中の栄枯盛衰は天命によるものだといわれているが、結局は人間が招いているのである。 (文章軌範)



日米両国政府が9日、モンゴルとの間で核廃棄物の管理について協議したことを認めました。



どうやら、日本もアメリカも、核廃棄物をモンゴルに押し付けるために、こっそり交渉していたようです。

日米とも、自国の使用済み核燃料をモンゴルに移送する計画はないことを強調していますけれど。



3・11震災以降、福島原発の事故、浜岡原発停止とこれまであまり気にしていなかった原発について、深く考えさせられて、さまざまな情報にあたっています。


フィンランドに建設が決定した、世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場について取材したドキュメンタリー映画「100,000年後の安全」 、そんな、考えさせられる情報のひとつ。


■ビジネス古典のススメ


私たちがたっぷりと電力を消費して送っている便利で快適な生活の代償は、10万年も危険性が薄れない25万トンもの高レベル放射性廃棄物だというのですから……。


映画の中で、10万年後の人類に、そこには人類を滅亡させる可能性があるほど危険なものが保管されていることをどう伝えるべきか?を、専門家たちが話し合っているのですが……


10万年後の人類に押し付けることになる莫大な負の遺産……文章軌範のことばが胸に響きます。