「記事引用」
3月の毎月勤労統計調査によると、基本給と残業代などを合わせた
現金給与総額は前年同月比0．4％減の27万4886円だった。前年を
下回るのは13カ月ぶり。


厚労省は「東日本大震災の影響で、被災工場からの部品供給停止や
電力不足により労働時間が減少したのが響いた」としている。


今回の統計は、被災した東北の3県（岩手、宮城、福島）で調査数が
減少。同地域は給与水準が低いため、1人平均の給与総額が0．2～
0．3％ほど高めに出た可能性があるという。

総額のうち、基本給などの「所定内給与」は0．9％減の24万3425円
だった。


残業などの「所定外労働時間」は2．0％減の10．1時間となり、15カ
月ぶりにマイナス。このうち製造業は0．8％減の13．9時間で、16カ
月ぶりに減った。


被災した東北の3県では、対象事業所の37％が調査結果を提出できず、
提出した事業所の中でも30％が労働者を減らしていた。厚労省は、
未提出の事業所は被災して労働者を減らした可能性が高いとみており、
最大67％の事業所で労働者を減らした可能性があると指摘している。　
「記事引用」



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