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朝は薄曇りで始まった、藤井寺のロケ。



和の生活マガジン花saku では、
9月号にて、
下平清人先生の着物を特集します。


下平先生は、藤井寺のきもの処あだちさん の正代女将の一番好きな作家さん。




というわけで、以前から大変お世話になっておりますあだちさんでロケをすることになりました。



若女将兼看板娘のユリ香さんは、着付け担当!
社長と若旦那は送り迎え担当!
女将はカメラ付近でモデルさんのきもの最終チェック&笑顔担当!

……と見事なチームワーク\(^O^)/





で、三人目のモデルさんを撮り終え、
カメラマン、私、若旦那、女将で、四人目のお出ましをを待っている最中のこと……



ポツン( ̄^ ̄)
ん?





とほんの少しだけ雨が降り始めました。



でも、あだちさんの皆さんはそんなことでは驚きません。
雨コート

タオル
など、万が一に備えて準備万端に整ってます。




おもむろに傘を出した女将が
「ちょっと見てくるわ」と駐車場の方へ歩き始め
カメラマンと若旦那は、
「ここに灰皿あんねん」
「今のうちやね」
……と意気投合して煙をくゆらせたとたん




ドッシェ~ッ!








ざ~~~~~~っ









と、スコールのような雨!




ここは大阪じゃないの?



亜熱帯のジャングルなの?



という前も見えないような……まるでギャグのような雨が!



私と、煙も消え果てた二人は取り急ぎ、ベンチに置いてある機材や持ち物を抱えて神社の軒下に避難

ε=┏( ・_・)┛




フゥ(@_@;)




「スゴイね」
「これはさすがに無理やね」
「バケツひっくり返してもこれよりマシや」
「なぁ」
「ねぇ」








「ん?女将はっ(・・?)」







若旦那が携帯に電話をすると
「駐車場で傘をさして立ってます」
とのこと。







三人が機材や持ち物を抱えて
「ほな、いくで」
「走るよ」
「それ~っ」





と全力疾走で駐車場へ走り着くと木の下で傘をさした女将は、木の下で傘をさしているのに滝に打たれて修行したのかっw(°O°)wというずぶ濡れ!





私、長年きもの着てます。仕事も長年やってます。
でもきもの着て、こんなに濡れてる人を初めて見ましたw(°O°)w



きものの裾から水滴をたらしてる人を初めて見ましたw(°O°)w



きものの裾の色変わるほど泥はねしてる人を初めて見ましたw(°O°)w







きもの処あだちさんの
お手入れキャンペーンのきもの第一号は、
女将の水もしたたるきものに決定!




「お客様が濡れなくて良かった」と、女将!
さすが、あだちさんの女将はどんな時も慌てず騒がず、どんな時もお客様に心を寄せていました。




写真は、
乾いている女将の最後の姿f(^^;




シミでもシワでも
サイズ直しでも
滝に打たれたきものでも…どんなきものでも
藤井寺のあだちさんではお手入れキャンペーン実施中です(^o^;)