あなたの買値など誰も知らない | これだけでも株で稼げる!

あなたの買値など誰も知らない

 
前回のメルマガでは、
多くの人間がどのように考えているのかという視点が大切
という話をしておりました。


その中でテクニカル指標等の話をしておりましたが、
それ以外にも当てはまることは多いです。


例えば、あなたがエントリーした価格。


あなたがその銘柄をいくらで買ったのかは、
大多数のマーケット参加者はそのことを知りませんし、
誰もそんなことを気にしてもいません。



あなたは、その価格帯を意識しているかもしれませんが、
前回のメルマガでお伝えした事を踏まえて考えれば、
いつまでもそれを意識しているのはおかしいと思えませんか?




特に、こうした考えが気になるのは、
買った銘柄が大きく値下がりして含み損が増えてきても、
いつまでもロスカットができずにいるケースです。



買値から大きく値下がりすればするほど、
「いま売ってしまえば大きな損失が出てしまう・・・」と、
ますます手仕舞いしにくくなってしまいます。



そして「せめて買値までは・・・」と、
お祈りしながら持ち続けるハメになりがちですが、
ここでちょっと考えてみて下さい。





あなた以外のマーケット参加者は、
あなたの買値など意識していると思いますか?



さらに言えば、あなたがどの価格でその株を買い、
あなたがどれだけ含み損を抱えているのかなども、
誰も知らないのです。





そのため、あなたがいくらで買ったかなどを
売買の判断基準にするのはおかしいとは思いませんか?



それよりも、これまでの株価の値動きや、
ニュース・ファンダメンタル情報などから、
大多数のマーケット参加者はどのように判断するのだろう?
という視点で考えるべきだと思います。


なにしろ、相場を動かすのは多数のマーケット参加者の意思、
もしくは大きな資金を持っている人間の意思なのですから。




大多数の人間が、その銘柄が上昇するだろうと
思えるような根拠があれば買い注文を出し、
大多数の人間が、その銘柄が下落するだろうと
思えるような根拠があれば売り注文を出す。

どちらの根拠もなければ、
売買を見送ってしばらく様子を見る。




つまりは、あなた以外のマーケット参加者の視点で、
客観的に相場を見ることが大切と言いたい訳です。



このように、ちょっと見方を変えただけでも、
見えるモノが大きく変わってくるかもしれませんよ♪




(※注:この記事は、過去のメルマガに掲載していた内容です)

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