$ゲンキポリタン|愛と勇気の生活ブログ-福井市 柴田神社

目的と目標を同じ意味だと解釈している方が多く、もちろんそういう方は、違いが見えないようです。で、この大切な違いは親が教えることだと思っていますが、教えていな親も多いのが残念です。人生でもっとも大事な言葉のひとつだからです。
あなたがお母さんになったら、必ず教えてあげてくださいね。

「目的を達成するように頑張る」「目標を達成するように頑張る」というように使われるので、目的と目標が同じと思っていたというのも無理がありません。この二つの単語は、めざすものによっては同じように使われますが、目的は目標と比べて抽象的な表現をします。なぜなら目的は目標の上位にあるからです。目標は目的を達成する「手段」として設定されるのです。

つまり「目的」は人生を通じた夢や使命のこと。その目的を達成する手段が「目標」です。似ていますが、明らかに異なるものです。企業活動で表現すると、社会を豊かにしたいは目的ですが、それを実現するには、なにをどれだけしたらいいのか分らず、身動きできません。

具体的な活動をするには。今期30店舗出店というように具体的な目標が必要です。目標ができると、さらに細分化して、より具体的に出来ます。どんどん具体的にしていくと、今月中になにをしたらいいのか、そのために今日なにをしたらいいのか見えてきます。

行動が理念や想いから脱線しないか、その道先案内人の役割をしているのが、目的なのです。目的のない目標は、原動力にはなりません。目的がないまま今期100億円の売上を実現するのが目標だったら、どんな手段をしてもいいから売上目標を達成してもいいことになりかねません。しかし社会を豊かにする目的があれば、豊かさに反する行為はしてはいけないことになります。

目的は到達点であり、同時に羅針盤です。

目標を達成することにどんな意味があるのか、単なる目標ではなく、目的を持った目標だから力が湧いてくるのです。

あなたの人生の目的はなんですか?好きな人と結婚するのが目的というのはヘンです。これでは結婚がゴールになるので典型的に「結婚は墓場」になる考え方です。
自分の場合の人生の目的は「なれる最高の自分になること」です。

生きてる限りこの目的は達成されることはありませんが、いまこの瞬間を大切に生きたいという行動基準と完全にリンクしていて日々達成可能な目的です。さらにこの考えは、余計なものは持たないという考え方につながっていて、心身のダイエットにもつながっています。

基本的に過去を振り向かない、思い出は持たない、未来に束縛されない生き方につながっています。
それでも本当は忘れられないことを引きずって生きています。数少ない大切な記憶は因果応報として懐に納まっています。それは、なれる最高の自分になるスパイスです。スパイスになり得るのは数少ないからです。

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