双子妊娠にっき*10「緊急入院」 | *NICO-NICO*

双子妊娠にっき*10「緊急入院」




過去をさかのぼって書い過た妊娠中のできごとです。


今までの「双子妊娠にっき」はコチラです↓


「はじめに」 「双子発覚」 「膜性診断」 「病院決定」

「のほほんマタニティライフ」 「初めての胎動」 「安定期を楽しむ」

「張りがおさまらない!」 「自宅安静」




当時のワタシの気持ちなど、日記をもとに書いてます。(2008年3月~の日記より)




*当時の私の記録をもとに書いています。

医学的用語、専門知識など、間違っていることもあるかもしれませんがご了承ください・・


*記事中にでてくる病院、先生はイニシャルではありません。

A、B・・と順番にあてはめています。

(地域の方が読んでわかってしまうのを避けるため)





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*6月18日(第24週)*



ハロー赤ちゃんと赤ちゃん本舗に行ってベビー服、衛生用品などを買う。

その後、里帰り用の準備品として、買ったおむつや衛生用品などを実家へ持っていった。


ハロー赤ちゃんでは、いろいろ見たかったのにお腹が張って張って

全然見てまわることができなかった・・・。

少し見ては休憩、また少し見ては休憩の繰り返し。


もうこのお腹で外出するのは無理だな、と感じた。


帰ってからは、すべてのことをTA(旦那様)にまかせて、横になりダウン・・・。

食事も、家のことも全部まかせてしまった。

ほんとうにごめんね。


でも、何も言う気力もないほどこの日は寝込んでしまった。





*6月19日*



お友達のHちゃんが自宅エステをしにうちに来てくれた。

和室で横になり、お肌のお手入れやスキンチェック。


そのあと、Hちゃんとゆっくりお話しをした。

Hちゃんは第2子ちゃんを少し早く出産したといってた。

その時のお腹の具合・・・今の私の状態に似ていて、少し焦った。


最近は座りっぱなしでいると、股関節がキューンと痛みだす。

お腹の張りとは違って、お腹の重みで下に下がってくる感じ。

ご飯以外はなるべく横になっていようと思う。





*6月20日*(第25週)



今日、病院に診察しに行った。

頸管を計ったら、21ミリだった。

15ミリ~16ミリで入院とのことで、来週の診察で入院するかどうか決めることになった。


この日の診察後、夕方から夜にかけて強い張りが何度もあった。

今までにないくらいの強い張り。

不安になって、実家の母に連絡する。

このまま張りが続くようなら、入院が早まるかも・・・と伝えた。


夜中寝ていて、強い張りを感じて起きてしまった。

その後、明け方4時~お腹を抱えてうずくまるくらいの強い張りが!

回数を数えてみると、4時~5時までの間に8回も続いた。

張りはおさまらず、その後も定期的に続いていく・・・・



「陣痛になってしまうかも」


・・・・と不安がよぎった。



起き上がる気力もなく、ベッドに横たわったまま

隣の部屋で寝ているTAを大声で呼んだ。


「お腹がいたい!ずっと痛くて張ったままなの!」


すぐにTAは飛び起き、病院へ連絡してくれた。

一度、受診してくださいと病院からの返事。


車に乗り込みふたりでC総合病院へ急いだ。

朝5時の時間外とあって、診察室ではなく婦人科病棟の

処置室へ行くよう指示された。



そこで、当直?の初めて見る先生にすぐに内診してもらい、

お腹の張り、頸管の様子を診てもらう。


頸管の長さ・・・17ミリ。

NSTをつけてお腹の強い張りが確認できたため、おしりに筋肉注射された。



そして先生からのお話。


「お腹も張っているし、頸管も短くなってしまったのでこのまま入院してください。

通常、双子妊婦さんだと30週くらいから入院するケースが多いので

少し早いけど・・・なるべくお腹の中で赤ちゃんをいさせてあげることが先決です。」



この日の午前中の診察では21ミリだったのに、半日で17ミリになってしまうなんて!!




お腹の強い張りが起こると、ぎゅーんと短くなってしまう場合があるらしく

この時は強く張った状態だったので、余計短くなってしまったと後から知った。



先生からの話のあとは、旦那さんに話をしたり、入院手続きの書類にサインしたり、

実家や義実家へ連絡したり・・・・バタバタと時間が過ぎていった。


私は筋肉注射のあと、ウテメリンの点滴を入れられて

部屋がないため、陣痛室に通された。

カーテンで仕切られた隣の部屋からは、

陣痛で苦しんでる妊婦さんの声が部屋に響いている。



隣の様子も気になってはいたが、私の頭の中では


「どうしよう・・・・このまま赤ちゃんが早く出てしまったら・・」


・・・と、不安で不安で病院に着いてからは入院のことも、これからの生活も

全く考える余裕もなくただ、お腹の赤ちゃんたちの様子が心配でしょうがなかった。




どうか、神様。

一日でも長く・・・。

べビちゃんたちをお腹の中でとどまらせてあげてください。



べびちゃんたち、まだママに会うの、、、早いよ。

お願いだから、お腹のなかでまだ一緒にいてね。




双子妊娠にっき*11「母体胎児集中治療室へ」に続く・・・。





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