オークス【優駿牝馬】、有力馬情報? | さかなくんのパカパカ日記

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『談話室「さかなくん&ブサ雄」』の競馬版です。競馬に関する話を主に書いています。

大変お待たせしました。それでは、今日東京競馬場で行われます「3歳牝馬クラシック第2弾」オークスの有力馬の情報です。



【展開予想】


何がハナに立つのか、今ひとつ見えないメンバー構成ではあるが、少なくとも3陣営から、「行く馬がいなければ積極的にハナに行く」という話はある。1000m60秒を切ることはないだろうが、それでも極端に落ち着くことはなかろう。やはり一番は折り合い。平常心を失ったものから、樫の女王のタイトルから遠のいていく。

【有力馬情報】


・ハブルバブル・・・・某情報筋をして、「今回の出走馬の中で、こと上昇度と言う点においてはこの馬が一番」と言わしめたハブルバブル。「連闘明けで望んだ桜花賞当時とは、まったく馬が変わってきている。一言、素晴らしい状態だ。特に変わったのは2週前から。短期放牧がかなり良い方に作用したのだろう。最近では他馬を圧倒するような迫力すら感じる」と。また、某関係者をして、「距離はギリギリかもしれないが、普通に回ってきさえすれば桜花賞のときの差は詰まる」との話があったことも考えれば、逆転のシーンも十分。

・アカンサス・・・・「あれだけの脚を使った前走時も、実はソエを気にしている面がありました」と某情報筋。「ですが、ようやくそんな痛い痒い面も見られなくなってきましたね。今までの5戦すべてで最速の上がりをマークしているように、決め手においては一線級にも引けを取らないはず。少なくとも私は、今年のトライアルはフローラSよりもスイートピーSを上位に見ています」と、自身の見解を述べてくれた。追い切りでも注目されていたことを持ち出すまでもなく、デキは絶好。「桜花賞組にも通用する」との意見が、実に多かった一頭である。


・マルセリーナ・・・・この馬のデビュー当時に関してこんな話がある。『固定されつつある2歳牝馬勢力図に一石を投じるであろう1頭』そしてさらには、『来年はレーヴディソールの最大のライバルになりうる』と。そのレーヴディソールがいなくなった桜花賞を力強く走り抜けてもぎ取り、そしてこの樫の舞台へと駒を進めてきた同馬。当然、デビュー前からの高評価に一点の陰りもない。むしろ「上昇一途にある」が会議における総論。「常日頃から落ち着いているタイプで輸送も問題ないでしょう」とくれば、2冠制覇のシーンも十分。


・ピュアブリーゼ・・・・2006年オークス。カワカミプリンセスが勝ったときの3着馬を覚えておいでだろうか?アサヒライジングである。そのアサヒライジングでオークスに臨んだときのコンビ(古賀慎厩舎×柴田善騎手)が、再びこの舞台に臨んできた。果たして当時と比較してどうなのか。「あのときは混戦だったから単純な比較はできないけど、ことオークスへの適性に限れば、この馬の方が上だと思ってますよ」と関係者からのコメント。アメリカンオークスでも2着したアサヒライジング以上に、オークスへの期待を掛けられている同馬。最後には某情報筋も、「さしずめヨシトミ(柴田善臣騎手)は、昨年のアグネスワルツのイメージで乗ってくるだろうね」と一言発していた。

・シシリアンブリーズ・・・・「忘れな草賞での敗戦なんて、何も気にすることはない。あれは前が詰まってまったく競馬にならなかったからな。それよりもスムーズに競馬ができたときの粘り腰を評価するべき」と、この中間も栗東に腰を据えて情報収集していた某情報筋。「少なくとも忘れな草賞の勝ち馬は逆転できるだろ。あとはどこまで粘れるか。週中、府中は芝刈りをして、ずいぶん馬場が軽くなってるから、前に行けば簡単には止まらないはず。面白い一頭だぞ」と。他馬からのマークが薄くなり、マイペースで進められるようならあるいは・・・。

・マイネイサベル・・・・阪神JFのときより、いやそれ以前、ファンタジーSの頃より陣営が「狙いはオークス一本」と言って憚(はばか)らなかった同馬。「この馬が左回り向きなことは、クイーンCはもとより、昨年の新潟での2連戦を見ても明らか。手前の変え方が全然違いますからね。前走はさすがに道悪でノメってしまいましたが、距離が伸びるのも問題ありません。今度はフローラSで後塵を拝した馬に逆転できるはずです」とは矢作の言葉だ。2歳の頃から目指した樫の舞台。当然その勝負度合いは評価すべきで、買い目から漏れることはなかった。

・ホエールキャプチャ・・・・「散々言われていることだと思うけど、やっぱり桜花賞は力負けじゃないよ」静かに口を開いた某情報筋。「勝負どころで馬群がバラけず、大外をブン回すロスの多い競馬ぶり。勝った馬がうまく馬群を捌いたことを考えれば、敗れたとは言え、1番強い競馬をしたのは間違いない。気性が素直でどんな流れにも対応できるセンスは距離延長も問題なし。それどころか、他の馬が苦にするようならプラス材料だよね。中間も好時計連発と、完全にGI仕様で勝ちに来ているし、間違いなく再度好勝負してくれるだろうね」と、一気に捲くし立てた。その他、同馬に関しては数々の議題が上がったが、最後は会議出席者全員が、「桜花賞以上に、今度は勝ちに来ている」との意見で一致した。



※予想につきましては後ほど。