国家存亡の危機の時に、自己保身のために嘘をつく最低最悪宰相:菅 | 加納有輝彦

国家存亡の危機の時に、自己保身のために嘘をつく最低最悪宰相:菅

菅首相に対する内閣不信任案が6月早々に提出されるという。なにしろ、絶対にやめる気のない首相に退場願うのは、不信任案の可決以外にない。解散権を行使すると恫喝し、民主党造反議員を出さないよう躍起となっている。国会対策委員長の安住淳など、どんどん柄が悪くなている。

 もう、限界であることは誰もがわかっているのに、当の本人、菅首相は、この期に及んでも「歴史に名を残したい」と、支持率を上げることのみに執着している。首相の行動原理は、唯一つだ。支持率を上げたい。国家国民を救いたいとか、そのような矜持は一切ない。東北の復興ビジョン、国難に際しての国防・防災ビジョン、一切何にも首相の頭から出てこない。空っぽだ。

 このまま菅の暴走を日本国民が許すならば、ルーピーハトヤマと共に、日本国を破壊し、中国に媚び、国を売った史上最低最悪の宰相と歴史に名を残す事になろう。

ところで、
 福島第一原発の海水注入等初期対応の問題で、菅首相は、明らかに嘘をついている。あるいは、法律違反をしている。この事だけでも、菅首相は、首を差し出さなければならない重大な責任を負っている。(青山繁晴氏アンカーでの指摘)
 
 それは、震災当日の3月11日午後7時3分に、枝野官房長官が、原子力災害対策特別措置法15条に基づいて、原子力緊急事態宣言というものを出している。この事が重大な意味を持っている。

これを出したら、対策本部が立ちあがり、その本部長が首相で、首相が誰に対しても、民間会社の東電に対しても、原子力安全委員会はもちろんのこと、自治体に対しても、つまり普段の権限を越えて、実質上の全権を握る、何でも指示できることになります。ということは、これ宣言した瞬間に、この午後7時3分の瞬間に、総理以下の官邸には、重大な責任が生じたわけです。

つまり、必ず情報を取らなきゃいけません。事態を把握してなきゃいけませんという責任です。

知らなかったは通用しない。

 ところが、どうでしょう。海水注入の中断の問題で、菅首相は、自らに責任がないことを主張するために、『注入の時も止める時点も、私どもに東電から直接報告はなかった。報告がないものを「止めろ」とか「止めるな」とか言うはずがない。私やメンバーが止めたことは全くありません』と谷垣自民党総裁の質問に答えたのだ。

 全権を握っている菅首相が、情報把握を怠っていたとすれば、これは、モラルの問題でなく、違法行為である。「私どもに東電から直接報告はなかった。」これは全権を握る立場のものが本来、口が裂けても言ってはならない発言である。

 それを言ったら言うほど泥沼にはまって、知らなかったっていうのは、違法じゃないかということになる。また言い逃れして、本当はやっぱり実は、ある意味で知っていたんですともし言い換えたらどうなるか。言い換えたとしたら、それはまさしく、私は嘘を言っていたということになりますから、このまま行くと、出口ありませんよってことなんです。

 責任放棄の違法行為か、あるいは、嘘をついていたか、どちらかなんです。

 どう転んでも、菅首相の重大な責任は逃れられないのです。

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