名詞の性はいろいろな言語で共通か? | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所

名詞の性はいろいろな言語で共通か?

こんばんは。


丸山@実務翻訳者養成所です。


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宝石紫


昨日、「名詞の性は、宗教的なものですか? 」という話をしました。


男性名詞とか女性名詞とか。


これは欧州言語を中心にして、わりと一般的な名詞の特徴です。


では、各言語で、名詞の性別は同じなのでしょうか?まちまちなのでしょうか?



結論から言うと、残念ながらそれぞれ違ったりします。


ただ、私はラテン系の言語しか知らないので、他はわかりませんが、ラテン系ではかなり共通しているということが朗報です。


「家」はフランス語(maison)でもイタリア語(casa)でも同じ女性です。


「列車」はポルトガル語(comboio)でもスペイン語(tren)でも同じ男性です。


同じものはかなり多いと思います。


ですから、例えばフランス語の「手」が la main で女性と分かっていれば、スペイン語で el mano という間違いはしません。



(何を言っているか分からない人のために簡単に解説)


スペイン語の名詞は、語尾が o で終わる単語は「男性名詞」という原則があるのですが、「手」はmanoと「o」で終わっているにも関わらず「女性名詞」という、例外の単語なのです。だから la mano (el mano)です。



このようにひとつの言語の知識が他でかなり活きたりします。


ただ注意は、各言語で性別が違う単語ですね。


「花」はフランス語(fleur)でもスペイン語(flor)でも女性名詞ですが、イタリア語(fiore)は男性名詞なのです。


イタリアでは男性がよく女性に贈るものだからっですかね にひひあせる



こういう余計なことを考えたりするのも、言語の学習では楽しいことです。



 

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