与太郎の一歩

与太郎の一歩

ちーばくんの(千葉県)口元辺りに住んでいます。
『学び合い』のことや、その他教育関係の学び、私生活などについて書きます。
メールアドレスはhinachokoreitoと@gmail.comを繋げてください。メッセージ頂けたら幸いです。お気軽にどうぞ!

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私生活の話しです。
ウチの妻ははた目しっかりしていて、よくクールビューティーなんて言われてますが、
失敗する時は派手に失敗してくれます。
それが面白くて面白くて

妻の行動備忘録です。

・パソコンにココアをぶっかけて壊す。
・恩師の誕生日に注文したケーキを車で店に取りにいき、受け取って店を出発したとたん、ブレーキ踏んでケーキを吹っ飛ばす。
・給油の際、財布を車の上においたのを忘れて出発。財布喪失。
・帰省の際、3日間レンタカーを借りたつもりが、誤って駐車場を3日間借りる。
・運動会が終わった翌日に「運動会!」といって飛び起きる。
・結納の際、婚約指輪を一時紛失する。
などなど。
また随時更新しようと思います。



教員になって3年目です。
やっとちょっと自分が変わってきたような気がしています。
最近の振り返りで、3年間、環境の違いに自分が意識しない内に腐っていたんだと思ってました。
でもどうやら違います。
福島のなおたかさんのブログを見て気付きました。
http://d.hatena.ne.jp/nao_taka/20150606/p1

「あ、この感覚。そうか俺は2年間落とし穴に落ちていたんだ。今年でもう少しで這い出せそうだ」
と思いました。
引用させてもらえば、
”わたしの経験上、この“既存の教育観との対立”という落とし穴はなかなか深くて、一度落ちると出るのに時間がかかるからです。対立すると、既存の教育観と馴染んでいる人=周囲との関係も悪くなってしまいがち。大きな反省です。”

この通りだと実感しました。
「腐っていた」のではなく、正確には「したたかにできていなかった」です。

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うちのトップは授業中、結構巡回しています。
私の『学び合い』を見たときも、何も言わずに見ていました。
最初は「あれって関心意欲だけだよね?あれもいいけどしっかり教えてね」と言ってました。

最近は「あれはいいよね。他の教員にはあんなの無いんだよね」と言っています。
正直、一斉指導を毎時間続ける勇気はなくて、効果はほとんどないことを承知で20~30分程度活動させています。
子どもの声が聞こえない授業がとても不安なんです。

こちらもなおたかさんのブログですが、http://d.hatena.ne.jp/nao_taka/20150602”
”結果を出さなくて良い学び合いはおしゃべりです”
”少人数でワイワイと盛り上がっている時は、要注意。大抵、「分かっていない」のです。
知的な会話は、大声ではなされません。分かっている子がほとんどいなかったり、中身のない会話だったりすると、声が大きくなります。
最悪なのは、「分からない子」を見て見ぬふりをするために、自分達だけで盛り上がっているような時。だからと言って「静かにしろ!」と怒っても意味がありません。
トップランナーでさえも分かっていないような時は、例えば、教師が出す課題が「意味不明」だったり、教科書とずれていたりする時です。
中身のない会話が多いのは、例えば、課題が楽勝すぎて協同する必要がなかったり、時間が余っていたり、締め切りを示し忘れていたりする時です。
「分からない子」を見て見ぬふりをしているのは、学級が崩れるサインです。指摘しなければいけません。”

その通りだと思います。
効果がほとんど承知でやっているからこそ、どうさぼるか最近よく分かります。
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いまきよさんのフェイスブックに
”意地を通せば2歩進んだつもりで、5歩下がっている”
とありました。落とし穴はそんな感じに近いでしょうか。
よく分かります。

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うちのトップから
「『学び合い』で校内研究授業でやりたい。他の教員の一斉指導ばかりの意識をちょっと変えたい」
「ICTをどんどん使って、他の先生方にも使えるような実践をしてほしい」という趣旨の打診がありました。
凄い打診を3年目のぺーぺーにしてきましたね。ギャグか。

さて、講評する講師は誰を呼ぶつもりなんでしょうね。近隣の学校からも来るかもしれません。
猛批判されること覚悟です。

でも、たぶん大丈夫。
N先生がもうすぐロンギヌスの槍を準備してくれているから。
あれ?使い方が違うかな?


運動会が終わりました。今日は代休です。
残念ながら今年は賞に全く絡みませんでした。
まぁそれでもいいです。
今年、生徒に与えた課題は「観客に感動を与え、学校を変えなさい」だからです。
課題は十分達成できました。が、賞に絡まなかったのは、課題のミスです。
私の責任です。
なもんで、次に与えた課題は
①運動会で体得した団結力を日常生活に生かすことができる
②合唱祭で全校最優秀賞を取り、学校を変えることができる
です。キーワードは全校最優秀賞です。

話はそれますが、今年で教員3年目になりました。
ふとドラマと見ていて考えました。
目標だった教員になって、浮き足立っていたのではないか。
または、色々な障壁があり(という言い訳)、腐っていたのではないか。
と思いました。
そうかもしれません。

3月に会ったMさんを私の新たなメンターの一人に設定したら、私の心と行動に変化が出てきました。
4月にN先生に与えられた仕事のおかげで、ちょっと職場が変化してきました。
5月の管理職の面談で『学び合い』の研究授業をして欲しい、本校のICT活用の先頭に立ってほしいと言われ、求められることが少し変化してきました。

依然、移動教室担当、職場体験担当、文化祭担当であり何からやっていいのか分からない状況ですが、1つ1つの仕事をもう少し丁寧に、子ども一人ひとりをもう少し丁寧に見ていこうと思いました。そしたらもう少し、何か変わるかもしれない。

腐らない、というのは難しい。
でも1つひとつの仕事を地に足をつけて、もう少し丁寧にやってみようと思いました。

追伸:今日の晩ご飯はラタトゥイユです。ざっくり指を切りました。痛いです。絆創膏がないです。