今週の追い切り情報? | さかなくんのパカパカ日記

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『談話室「さかなくん&ブサ雄」』の競馬版です。競馬に関する話を主に書いています。

お待たせしました。それでは、今週の重賞競走に出走する有力馬の追い切り情報です。


※今週は天皇賞(春)の情報をお話しします。



・5月1日(日) 京都11R 天皇賞・春(GI)追い切り情報

エイシンフラッシュ(栗東・藤原英昭厩舎・内田博幸騎手)
栗東・CW 84・1-67・5-52・1-36・9-11・5 一杯
「昨年の秋は脚部不安の影響で順調さを欠いたが、その後は放牧を挟んでキッチリと立て直されてきた。レコード決着だった前走後も至極順調にきており、ここに来ての充実ぶりは、さすがダービー馬と思わせる状態だ。追い切りでも非常に力強い動きを見せており、本来の姿にほぼ戻ったと判断できる。また、3000m超は未体験の距離だが、超スローをキッチリと折り合って32秒台の末脚を繰り出したダービーと同様の走りができれば、ここで勝ち負けしても驚けない」

トゥザグローリー(栗東・池江泰寿厩舎・四位洋文騎手)
栗東・CW 82・7-67・5-52・3-37・9-11・8 一杯
「この一年でグッと馬が成長しており、それに伴い成績も残してきた。何よりもトモの発達振りは目覚しいものがある。鋼のような筋肉を身にまとい、精神面もドッシリとしている。追い切りでもスピード感のある動きを見せており、状態面に関しては心配なさそうだ。あとは、重賞連勝で上位人気が確実視されるだけに他馬のマークは厳しくなる事に加えて、騎乗停止で福永騎手が乗れなくなった影響が、どう出るかだろう」

ペルーサ(美浦・藤沢和雄厩舎・横山典弘騎手)
美浦・南芝 73・2-59・2-46・1-34・2-12・5 馬なり
「元々、垢抜けした好馬体が目に付いていた同馬だが、古馬になって全体の迫力がより一層ましてきている。胸前、トモともにはち切れんばかりの筋肉で、あの末脚はここから来るのだろう。今回に関しても、馬体は非常に充実しており、順調な調整が出来ていることが伺える。また、スタートの心配は今だ付きまとうが、関係者もある程度は想定の範囲内の様子。極端に大きく出遅れなければ、それほど心配する必要は無さそうだ」

マイネルキッツ(美浦・国枝栄厩舎・松岡正海騎手)
栗東・CW 83・0-67・6-52・9-38・4-11・9 一杯
「今年も前走をひと叩きして、ここにしっかりと照準を併せてきた。21日に栗東入りしているが、栗東滞在は過去にも経験があるだけに馬も落ち着いた様子だ。また、久々だった前走は重苦しさを感じたが、一度使われたことでスッキリとしたシルエットになっており、力を出せそう。一昨年が1着、昨年が2着と、実績面では現役屈指のステイヤーであることには間違いなく、最終追い切りの動きからも注目せざるを得ない」



ローズキングダム(栗東・橋口弘次郎厩舎・武豊騎手)
栗東・坂路 52・1-38・3-25・5-13・0 強め
「デビュー当初は使い減りする面も見られたが、それでいて全11戦中で馬券圏内を外したのは4着だった皐月賞のみという点を考えれば、高いレベルで安定した力を発揮できている。古馬になってからは馬体に芯が入ったようで使い減りする面も見られなくなり、ここに来ての状態も申し分ない。疝痛明けだった前々走や、59キロを背負っていた前走に比べて、今回は条件が好転。菊花賞3着と距離の不安もなく、今週の攻め馬の動きからも、上位争いは確実視できそうだ」