今日は

肌寒い一日だった。


しかし

今日6月1日から

クールビズや

スーパークールビズや

サマータイムがスタートらしい。


テレビのニュースで

半袖を着て


「ちょっと寒いですね」


とインタビューに答えている

男性社会人がいた。


もはや

滑稽である。


なぜ滑稽なのか。


それは

そのものの目的を

完全に見失っているからだ。


原発事故。

電力不足。

節電。

猛暑。

だから

さらに

節電。


よって


スーパークールビズ

サマータイム


という流れのはずだ。


しかし実際6月になったが

意外と涼しい。


これならば

冷房も使わずに

まずは6月1日を過ごせた


ということでいいではないか。


なぜ折角

天が味方したのか

暑くない一日になったにも関わらず


スーパークールビズや

サマータイムをスタートさせるのか。


それは

ただ


「なぜなら6月1日だから」


ということではないのだろうか。


そうだとしたら

もはや滑稽としか言いようがない。


元々日本はそういう面がある。


お腹もすいていないのに

12時だから昼ご飯に行く国民性。


毎日12時ジャストに

オフィスビルのエレベーターからは

大量な人が溢れ出て来る。


食事とは本来

空腹になったからするもの

ではないのだろうか。


12時だからランチ


と同じように


6月1日だから

涼しかろうが衣替え。


これが

震災後

熱病のように繰り返した


ひとつになる


ということの結果なのか。


12時同時多発ランチなど

ひとつになることは

瞬間的な消費電力が

急上昇してしまい

節電には逆効果。


こんなことで

ひとつになんか

ならなくていい。


それぞれが

今日の天気を踏まえ

震災以降の日本の現状を

思考し対峙し

結果として


“個の集合体としてのひとつ”


になぜなれないのか。


今日本は

あらゆる面で


“目的と手段”を

完全に見失っている。


下手すると

半袖寒いからって

暖房入れ始めるぞ。


目的と手段を

完全に見失っていると言えば

国会。


今日の党首討論は

いったいなんだったんだ。


よく

「まずはやらせてみなければ

わからない」

とよく言うが

菅さんはやらせてみたら

とんでもないことになった。


だからもう

これからを見て欲しい

とかではなく

もうやらせてみて

できなかったのだから

バトンは渡すしかないのでは

ないだろうか。


噛み付くのは得意だが

リーダーシップは苦手

だったのだから。


一方

谷垣さんは

自民党総裁になってから

唯一印象に残ってるのが

「みんなでやろうぜ!」

と言った一言。


だったら

超党派のみんなでやろうぜ!

となぜならないのか。


今日を見る限り

菅さんさえ辞めれば

民主党のみんなとやろうぜ

となるようなことを

言っていたが本当になるのだろうか。


自分が総理で

自民党のみんなとやろうぜ!

ということではないのだろうか。


それを後ろで見切れてる

やじうまのような

その他大勢の政治家達。


やじと呼応の

レベルが低すぎる。


事件現場で

携帯持ってテレビカメラに

ピースしているやつを

責めれるか。


永田町機能停止状態。


しかし

冷静になって考えてみる。


なぜ政権交代が

起きたのか。


それは

自民党の凋落もあったが

国民が民主党のマニフェストに

ベットしたから以外ない。


そのマニフェストは

4Kと言われる

「子ども手当」

「高速道路無料化」

「高校無償化」

「農家の戸別補償」

などである。


それが守られないのであれば

解散して再び総選挙で

国民の審判を仰ぐしかない。


ただ

今総選挙などやっていては

第一優先されるべき

被災地復興がさらに後手にまわる

海外からの信用度が下がる

などの理由で

それは現実的ではないとなる。


だけども

今その4Kは見直しが平然と語られ

なし崩しになろうとしている。


だとしたら

あの選挙はいったいなんだったのか。


天命を全うせずに

路線変更が成立するなら

選挙の体を成さない。


さらに現政権に

大震災や原発事故対応を

任せてみたら

とんでもないことになっている。


四面楚歌。

にっちもさっちもいかない。


なんて書いていたら

菅さんが

もし不信任案可決なら

解散すると発言したらしい。


それはどういう意味かと言えば

造反議員へのプレッシャーだろう。


こんな駆け引きを

やっているのであれば


可決しなかったとしても

解散して

国民に問えばいいのでは

ないだろうか。


今選挙なんてやっていたら

という意見もあるだろうが

ここまで来たら

もう国民も痺れを切らしているし

誰が国を引っ張るべきか

解散総選挙に賛成するのでは

ないだろうか。


誰がやっても一緒

という意見もあるだろうが

この選挙は投票率過去最高に

なるはずである。


そこで決めたのであれば

その政府にかけるしかない。


そこでダメなら

それこそ過去最高の地方の

エネルギーは高まり

道州制へ加速するかもしれない。


被災地復興を

永田町が遮る形になっている。


被災地にあるにも関わらず

配られない義損物質のように


まさに


“目的と手段の崩壊”


である。


もうすぐ震災から

3ヶ月が経とうとしている。


仮設住宅から

避難所支援から

原発事故処理まで

とにかく

政府の対応は遅すぎる。


どうせ遅いんだったら


史上最高投票率選挙で

雌雄を決してもいいのでは

ないだろうか。


解散上等。

選挙上等。


このまま

明日不信任案不可欠で

ずるずるもやもやいらいら

永田町も国民も

続けるのであれば


リスクもあるが

やるしかないのでは。


避難所の方からしたら

そんな選挙なんてやる

時間があるなら

他にやることがあるだろ!


と思われるかもしれないが

結果復興の時間が一番早い方法は

それしかないような気がするのだが。


また

今まで

永田町任せで

投票など他人事と

我関せずをしてきた

日本人のつけが回って来た

のだとしたら


これもまた人生。

川のながれのように。


これ以上


日本滑稽


にはしたくない

気がする。


こんな時期に選挙かよ

と海外から見れば

日本滑稽は

さらに拍車が掛かる

かもしれないが


世間体や体裁を整えて

中味が空洞では

何の意味もない。


12時だからランチを食べる。


6月1日だから

寒かろうがクールビズ。


何の意味もない。


本末転倒。

日本滑稽。


おちまさと


しかし

菅さんの顔


『20世紀少年』


に出てきそうなキャラの顔に

なってきたように見える。


ともだち暦じゃなく


菅暦


になって

いろいろあったなぁ。

日本。