28番 うだでございます。


今回もやってきました、重い内容になってしまうかもですが、どうぞよろしく・・・

前回は、東京から北海道へ移住したものの、思うようにことが進まず、

どん底へ突き落とされた・・・ところまででした。


今回は、そこからどうやってここまでやってきたか、題して「北海道移住後激動期」です。


やはり、道北地方での就職は難しい・・・。

そのとき私は40歳。ただでさえ難しい再就職、ここはやはり大都市札幌へ目を向けるほかありませんでした。


地元のハローワークでは、「もっと失業手当もらえばいいしょ~」とのんきなこと言われましたが、

ただでさえ崖っぷちなのに・・・と、当時は余裕などありませんでした。


そして移住後半年後、札幌駅前の某大きなビルに事務所を構える、某企業への就職が決まりました。

ビルのある階のフロア半分を占める、それはそれは立派な事務所でした。

夜勤もあり、ビルから眺める夜の札幌はキレイでしたね~。特に雪が降るとね~

北海道移住後、初の公共交通機関による通勤はJRでした。

これも、東京のそれとは違って、旅情溢れる通勤を満喫してました。


まぁ、そんなお気楽な札幌通勤も半年が経過したある日・・・


「民事再生?」

そう、やっとの思いで就職した会社が「民事再生」を申請、事実上の倒産です。

どこまで試練を与えてくれるのでしょうか。これはもう北海道とは縁がないのか?とも思いました。


他の同僚が次々を転職する中、私も転職を試みるもなかなか縁が無く、さらに4ヶ月が経過しました。

駅前の素晴らしいビルから、築40年クラスの雑居ビルの12畳の一室へ事務所が移転、50人いた社員

も3人へ・・・落ちるところまで落ちたって感じです。


が、しかし、ここからが上昇への幕開けでした。


東京のある会社が、事業部の「事業譲渡」を申し出てくれました。

とりあえず、会社は失わずに済みそうですが、問題は「札幌の事務所は閉鎖」の方針。

これでいよいよ終わりかと思った矢先、社長の信じられない言葉・・・


「じゃ、自宅でやる?」


この言葉が全て払拭!

今まで苦労していたことがすべて実を結びそうです。

これで好きなところに住める!


・・・と、ここでやっと道北への道が開けたわけであります。

そして調査の結果、東川へ転居と相成りました。

(あ~、ずいぶん長くなりました・・・すみません)


ここまでが「北海道移住後激動期」でございました。

人生、諦めずに進んでよかった~ とちょっと早い「第二の人生」が始まりました。


ご静聴、ありがとうございました。