ご心配かけました!
もう、大丈夫。
寝ました、たっぷり。
私や妻の体調を、
こんなにたくさんの人が
気遣い、
心配してくださって、
本当にありがとうございました。
ちょっと反省しています。
自分の勝手な不摂生なんです。
寝不足や
移動の強行軍のことを
ついつい自慢げに書いてしまう
この性分はよくないな、と。
被災した家族や子どもたちの
支援は、
今私の生活のど真ん中で、
そのことに費やす時間が
最大なのですが、
これまで体験したことがない、
充実感に満ちた
毎日を過ごすことができています。
その結果の寝不足、疲れなので
全く苦にならず、
子どもたちの笑顔一つで
瞬間回復、フル充電の
日々が続いているのです。
心配をかけてしまったことを
反省しつつ、
これは皆さんが
私たちの活動に対して
こんなに期待してくれてるのだと
受け止めました。
ありがとうございます。
自分のできる範囲で、
これからも楽しみながら、
ボチボチ頑張りますね。
それから、お知らせです。
「生きるチカラ サマーキッズキャンプ」
お陰さまで定員に達たので、
一次募集を締め切らせてもらいました。
てことは、二次募集もあるてことで。
どうしてもの人は、問い合わせてくださいな。
ところで、夕べ。
フィンランドの大使や商工会会頭をお招きして、
「森と湖の楽園」の隣にできる
国際教育村の設立パーティーが
盛大に行われました。
その教育村の中に
フィンランドの教育方針で行う小学校
もできます。
フィンランド教育では
テストのための勉強はしないそうです。
それぞれが好きなこと、
自分の人生に役立ちそうなことを、
それぞれのペースで学ぶ。
テストは、自分の理解できていない
部分を見つけ出すために行われるもので、
だから、そのテストのための勉強、
テスト問題を解くドリルなんて
必要ないし、そんなことをしては
自分を成長させるための学習の
邪魔になる、のだそうです。
みんなでペースを合わせ
同じことを考え
同じことをする。
どれだけ同じ答えを出せる
かの勉強。
そのためのテスト。
テストが終わったら
忘れてしまうような勉強は、
無駄ですよね。
これからの世の中、
期待される人材は、
自分の考えをしっかり持っていて、
目の前に起きる問題を自分で解決してゆく
ことができる人たち。
自分の人生に役立つ、
自分の好きなことだけを
一生懸命にやる。
フィンランド教育って
そんなことなんだと、
夕べ、いろいろな人と話してみて、
改めて知りました。
「森と湖の楽園」に避難してきた
子どもたちは、
被災地で学校に残っている子どもたちとは
学習のペースが違ってくるでしょう。
それよりも
被災地に残ることでの将来の健康不安、
心へのダメージの軽減をすることの方を
選択した人たちなのですが、
好きなことだけ
自分のペースで毎日一生懸命やっている
キャンプキッズの子どもたちは、、
実はすでに
フィンランドの教育形式で
学んでいる、のではないですかね。
マウンテンバイクで毎日、
森の中を走り回っているキッズが、
「校長先生、自転車うまく乗れるようになったよ!」
「よーし、じゃぁこんなことできる?」
と障害物を乗り越える技を、ちょっと自慢げに。
「へー、すげぇー」
「これできるようになると、森の中で
もっと楽しく走れるようになるぞ」
「よーし、やってみる」
こんなテストや勉強が、
いいな、と。
ここから世界に羽ばたく
自転車のヒーロー、
もしくは
とんでもない科学者や文学者や
偉大な経営者なんかが
育ってゆく。
「森と湖の楽園」は
卵から元気な雛が生まれ育つ、
安全で安心で、刺激的な
孵卵器のような場所に
したいですねー。
さて、今日は。
今から「パルテノン多摩」というところへ
出かけて、
午後2時から始まる
Sharing~シャアリング~2011in tama
に出演します。
出番は5時くらいですかね。
キャンプキッズと出かけて
支援をお願いしつつ、
新曲も、歌ってみようかと。
はたして・・・・。