オマハ遠征
ご無沙汰しております。
カンザスシティー・ロイヤルズ傘下の
オマハ・ストームチェイサーズというチームと対戦するため、
ネブラスカ州オマハに遠征に行ったときのご報告をさせていただきます。
オマハは、ストーム・チェイサーズというチーム名のとおり、
大変ストームが多い地域だそうです。
ここでいうストームとは、雷雨、強風、でしょうか。
今回のカードでも、4試合中ストームによる中断がなかったのは
最後のデーゲーム1試合のみ。
日中はそんなに影響はなさそうに感じました。
ここで、第一戦だったと思うのですが、
大変興味深い展開になりましたので、
ご紹介させていただきたいと思います。
この日は、先制したものの、追い越され、追い越し、そして追い越され、
5-3でリードされたまま8回を終えました。
9回表、4点を加え逆転し、ノーアウト満塁。
ここで、ものすごい豪雨と強風により中断ということになりました。
30分経過・・・
1時間経過・・・
コールドを予想していましたが、その発表はありそうにありません。
時計は11時半を回っており、
天気は回復の兆しをみせません。
そこでこの日の審判により下された決断は・・・
「明日に持ち越します」
・・・こんなことってあるんですね(^_^;)
驚きました。
どうやら、ホームチームがリードしている状態から、
9回表にビジターチームが逆転した場合(4点差以内の逆転限定だったと思います)、
ホームチームには9回裏の攻撃の権利が与えられる。
という規則があったようです。
リーグ規則なのか、メジャーリーグを含む全体のものなのか、
また日本球界も同じ規則があるのか・・・申し訳ありません。
情報不足により、把握しておりません<(_ _)>
翌日の試合1時間前にこの日の試合の続きが再開され、
フィフティワンズはさらに5点を追加し、その後逆転されることなく無事終了しました。
20分後には次の試合が始まります。
中継ぎの選手はこういう状況になると大変だなーと感心しました。
そして、せっかくオマハという町に来ましたので、
マーティーの空き時間を利用してダウンタウンのそばにある
ダーラム博物館というところに行ってみることにしました。
元々駅だったところを改装して博物館にしたらしく、
駅だったころの面影を残す、とても素晴らしい雰囲気の博物館でした。
オマハの歴史にまつわる展示物がたくさんあり、
とても有意義な時間を過ごすことができました。
その中にも、オマハを代表するスポーツ選手のコーナーがございまして。
個人的に、やはり気になるのは野球選手です。
元ボルチモア・オリオールズのグレッグ・オルソン投手が
この町のヒーロー選手のようで、たくさんの記念品が飾られていました。
89年に新人王に選ばれた、名投手とのことです。
90年にオリオールズでチームメイトだったという方からの情報です(笑)
現在は、サンディエゴ・パドレスのスカウトとしてご活躍とのことですので、
この狭い野球界、直接再会できる日も遠くないかもしれません。
ユニホームや、たくさんの写真を見ながらとても当時を懐かしがっていました。
そんなオマハ遠征でございました。
本日は、以上でございます。