昨年2010年12月8日に行われた、全羅南道・光州地域を中心とした北朝鮮への米支援運動、「平和の米支援 国民運動本部」の出帆式の動画です。
北朝鮮では、昨年3月26日の天安艦沈没以降、米韓の北朝鮮に対する政策が厳しくなり、米不足が深刻化している様です。
映像によりますと毎年525万トンの米が必要とされていますが、150万トンが不足しており、単純計算すると国民の4分の１に米が行き渡らない計算になります。
それでも、軍用米100万トンは一般に人には行き渡らないそうです。
1990年代中ごろは飢餓が深刻化して、5年間で300万人が餓死したそうです。
WFP（国連食糧計画）によりますと、2009年時点で女性の3分の1、5歳児の３７％が栄養失調状態にあるということです。
今回は1000トンの米を北に向けて贈るということで、不足分からすれば小さな量ですが、民間として最大の支援になるそうです。ちなみに文先生もその前に500トン寄付されたそうです。
北朝鮮の民は大変な状況にあることでしょう。こうした小さな運動が平和の為の第一歩につながっていくことと思います。
ご飯が愛である!
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