双子妊娠にっき*11「MFICUへ」 | *NICO-NICO*

双子妊娠にっき*11「MFICUへ」



今までの「双子妊娠にっき」はコチラです↓


「はじめに」 「双子発覚」 「膜性診断」 「病院決定」

「のほほんマタニティライフ」 「初めての胎動」 「安定期を楽しむ」

「張りがおさまらない!」 「自宅安静」 「緊急入院」





*当時の私の記憶をもとに書いています。

医学的用語、専門知識など、間違っていることもあるかもしれませんがご了承ください・・


*記事中にでてくる病院、先生はイニシャルではありません。

A、B・・と順番にあてはめています。

(地域の方が読んでわかってしまうのを避けるため)



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「MFICUとは・・・」


重い妊娠中毒症、前置胎盤、合併症妊娠、切迫早産や胎児異常など

ハイリスク出産の危険度が高い母体・胎児に対応するための

設備と医療スタッフを備えた集中治療室の略称。

母体胎児集中治療室。


母体胎児集中治療室。→周産期母子医療センター


(コトバンクより抜粋しました)



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「双子妊娠にっき」を読んでくださっているみなさまへ・・・



わたしの妊娠記録のために書きはじめた「双子妊娠にっき」を読んでくださいましてありがとうございます。


今まで、妊娠中に書いてた日記をもとに、この妊娠にっきを書いてきたのですが

緊急入院した25週~32週の約一ヶ月半の間・・・




・・・・・実は日記は真っ白なんです。


つまりこの期間は書いていませんでした。

正確にいうと、緊急入院したショックと動揺で記録を書く気にならなかったんです。


妊娠状態がよくなくて、これから先どうなってしまうんだろう・・・・・と

最初の頃は不安で不安で。。


書き残すことでそれを「現実」として認めたくなくて

気持ちが前向きになるまで全く日記を開いていませんでした。

30週を超えるまでは、気持ちのどこかに不安が続いていて・・・。


今思うと、このころの貴重な体験を記録にしておけばよかったな~と思うんですが。


というわけで、これからしばらくの間は「日記」ではなく「回顧録」のような感じになりますが

記憶としては、鮮明にはっきり残っているので忘れないうちに記録していこうと思います。


記録を残していないので、入院中の細かい内容に誤りがあったり

使っていた薬名など全く忘れてしまったので・・・

すみません、そこらへんはアテにならないのですがご了承ください。




****



朝方、急なお腹の強い張りが続いたため緊急入院になった私は

診察したあと、お部屋の空きがなかったので分娩室で半日をすごし

そのあとは、MICUという母体集中治療室に入ることとなった。


お部屋は6人部屋。

部屋の仕切りはなく、カーテンで仕切られていた。

ベッドと整理用の棚、テレビがあるくらいの小さな空間。

ここで私は2週間すごすことになる・・・


入ってきた当時は、とりあえず必要な荷物を旦那さんに取りにいってもらったり

足りないものは買ってきて調達してもらったり。

入院した当日が土曜日、旦那さんが休みの日で本当に助かった。


とにかく、「入院」ということは今までしたこともなかったし

これからどんな生活になるのか、まったく想像つかなくて不安ではあったが

お腹の中のべビちゃんたちが出てこないよう、お腹のなかでどうか安定していますように。。

そればかりが気がかりだった。


わたしの入院中の安静度はレベル2。

トイレと洗面のみ歩行可。

あとは3回の食事に半身起き上がるのみ。

24時間張り止めの点滴。


本を読んだり、テレビをみたり、室内は自由に過ごしてもいいけど

とにかく無理をしないように寝ていることが一番の安静と言われた。


退院するまで、シャワーは禁止。

一日に一回タオルで体を拭くこと、週に一度の洗髪(助産師さんが洗ってくれる)のみだった。

私が入院したのが6月後半。。。。。

夏の間、退院までの3ヶ月、一度もシャワーを浴びることはなかった!

(ひえ~。。。)



MFICUでの2週間は私が今まで生きてきた人生の中で

一番辛く、壮絶な期間だったな・・と今でも思う。

体調的にはそれほど問題はなかったけど、とにかく精神的にキツかった。



それはこれから少しづつ書いていこうと思います。



双子妊娠にっき*12「MFでの生活1」につづく・・・・・







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