英会話を体で覚えるCM
こんばんは。
丸山@実務翻訳者養成所です。
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先週、「間違った新聞見出しの訳し方 」とか「広告の正しい訳し方 」という話をしました。
単語の置き換えだけでは、翻訳はできない、ということです。
これは、最近企業や教育の場でも盛んに言われている「英語力」全般について言えること。
簡単にいうと、「英会話」というものであっても、これは単語の置き換えではなく、きちんと背景から言葉を発しないと成立しないということです。
最近、某IT関連会社の白い犬が出てくるCMでも、日本語を英語に置き換えただけの「英語を体で覚える」授業をやっていますね。
あれはまさに「単なる単語の置き換え」
そういうことをやっていると、いつまで経っても英語がしゃべれるようにはならないと思います。
少なくとも、日本語を置き換えただけの、とっても不自然な英語になります。
そうすると、通じません。
日本のコンテキストで習得しても、コミュニケーションにはならないので注意が必要です。
英会話、翻訳に限らず、コミュニケーション手段の習得にはいろいろな要素を学ぶ必要があるのであり、単語の置き換えの練習をしてもほとんど役に立たないということには注意が必要だと思います。
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